新型コロナウイルスの猛威は未だ終息せず、世界はウイルス感染を防ぎながら日常を過ごす『ウィズコロナ』が定着しています。
感染拡大を防ぐため、マスク着用はマナーから義務へ。
マスクを付けていないと白い目で見られるだけでなく、入店・入場を断られるお店や施設なども増えてきています。
ウィズコロナの今、採用選考や面接方法についても大きく様変わりしました。
今回は、「マスクを着用したままの面接はOK?」という話題についてご紹介いたします。
コロナ禍で変わった?面接現場の今
マスクを付けたまま就職や転職の面接を受けることや、クライアントと話をすることはNG!というのがこれまでの常識でした。
たとえば花粉症の方も、「今日は面接だし時間を調整して薬を飲んでおこう」「面接中はガマンしないと・・・」と思い、耐えていたことでしょう。
ところが、マスクをしていなかったり、わざわざマスクを取ったりすると、今や「非常識だ!」と受け取られかねないご時世です。
多くの企業も面接時のマスク問題には頭を悩まされています。
Web面接の増加
2020年2月頃から、リクナビやマイナビなど各社が開催している合同説明会のイベントは中止に。ほとんどの企業説明会がオンラインでの実施に切り替えられました。
一次面接や二次面接だけでなく、最終面接に至るまですべてをオンラインで完結するという企業もあります。
しかし、Web面接では会社と応募者のどちらも「雰囲気が掴みにくい」などの点もあり、最終面接は対面で行うという企業も。
対面面接でのマスクはどうする?
コロナ禍でWeb面接の導入が進んだとはいえ、Web面接を導入していない企業もまだまだあります。
Web面接を導入している企業でも、役員など経営クラスがオンライン面談を好まない場合や最後は実際に会って判断したいという意向から、選考の終盤の面接は対面で行うというケースは少なくありません。
ウィズコロナの今では、従来の対面面接でも、これまで当たり前とされてきた面接マナーが少し変化してきています。
ウィズコロナでの対面面接の新マナー
- 37.5℃以上の発熱や明らかな体調不良時は面接をキャンセル
- 検温や手指の消毒などに配慮する
- 企業側の感染防止対策のルールに従う
- マスクは外さないのが基本
ウィズコロナの今は、どんなシーンでもマスクをつけているのが義務のようになっています。面接の場でも、特別な指示がない限りマスクを外さないのがマナーです。
面接官もマスクを装着していることがほとんどで、お互いの表情を読み取るのが少し難しいかもしれません。面接の際は、オーバーリアクションや聞き取りやすい発声を心がけましょう。
マスクが思わぬトラブルで汚れてしまったり、万が一落としたり忘れたりしても慌てないように、面接時に持っていくカバンには予備のマスクを複数準備しておくと安心です。
特に女性の場合、マスクを長時間着けていると化粧崩れが起こりがち。何かの拍子に採用担当者からマスクを外すよう依頼されても対応できるように、面接直前に化粧室でメイクを直してからマスクを着けておくと良いでしょう。
最初に一言添えると◎
敢えてマスクについて指示をしない、という企業もあります。
なぜなら、そうすることでイレギュラーな状況に対してどのように振る舞うかが面接の最初に分かるから。
そのため最初に「マスクを取ったほうが良いですか?」「マスクをしたままでも良いですか?」など、一言断ると良いでしょう。
逆に言えば、その一言が言えるのかを見ています。
もちろんそれだけで合否が決まるわけではありませんが、まずその一言から入れば印象はかなり良くなりますよ。
まとめ
マスク着用がマストの状況は一刻も早く改善して欲しいですね。しかし、ウィズコロナはどこまで続くのか、いつ終わるのかは誰にも分かりません。常識の変化に対応することも、面接を受ける人にとっては大切なこと。
マスク着用での対面面接において、笑顔など表情が伝わりにくくなります。そのため、声のトーンやリアクションにも注意が必要でしょう。
そうでなくても面接って緊張するし不安に思いますよね。
夜卒からの転職では、ナイトワークと昼職という違いそのものにも戸惑うのに、さらに面接やマスク問題も重なって「わー!」と叫びたくなるという人もいるでしょう。
少しでも迷ったら、お気軽にご相談ください。
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