高収入な夜職で働いてると、その収入の良さから「家賃や生活費をあまり気にしたことがない」という女性が多いです。そこまで気にしなくても問題なく支払えるし、貯金だってできる。さほどガマンせず贅沢だってするし、むしろハイブランドなバッグや服なども買うし、美容にもお金をかけている、という人は少なくないでしょう。ナイトワークという仕事柄、美容や身につけるものに気をつかうもの。
しかし、夜卒をして昼職に転職するとなると生活は一変します。
当然気になるのは金銭面・・・。
一人暮らしをしている方なら、なおさら生活費が不安ですよね。
そこで今回は、昼職勤務20代一人暮らしの一般的な生活費について見ていきましょう。
一人暮らしの生活費シミュレーション
いま現在は高収入を稼げていても、昼職に転職すると当然ながら収入は変わります。多くの人が夜職よりもグッと下がってしまうでしょう。そのため、どうしても今まで通りの生活を続けることは難しくなります。でも、デメリットばかりではありません。ナイトワークを離れることで、ヘアメイクや衣装にかかっていた大金を生活費に回すことができますよ。
昼職に就いたことがない方はイメージしにくいこともあると思うので、手取り20万円を例に一人暮らしの生活費についてシミュレーションしてみましょう。
手取り20万円:一人暮らしの生活費の内訳例
- 家賃
- 6万5,000円
- 食費
- 4万円
- 水道光熱費
- 1万円
- 通信費
- 1万円
- 交通費
- 5,000円
- 雑費(日用品・消耗品等)
- 1万円
- 娯楽・交際費
- 2万5,000円
- その他(貯金等)
- 3万円
※居住地等によって前後します
ザックリですが、大体このような感じです。
食費は4万円前後を基準に考えておきたいところ。ただし1日あたりに換算すると、およそ1,300円となるので、「自炊をする」「お弁当を作る」など食費をできるだけ抑える意識が必要となってきます。
少なくとも、頻繁に外食をするというのは難しいでしょう。どうしても自炊を行うことができないという方は、その分他の生活費を削減する工夫が必要になります。その場合でも、食費は5万円を超えないようにしておくべきでしょう。
<食費を抑えるコツ>
- 外食や飲み会は控える
- 自販機やコンビニはなるべく利用しない
- お昼ご飯はお弁当を作る
- タイムセールなどを狙って食費を節約する
ご紹介した例の内訳の場合、その他=自由に使えるお金は大体3万円ほど。もし、美容院に頻繁に通ったり、趣味にお金を使いたいという方は、その他の部分の出費を抑える必要があるでしょう。
家賃は手取りの3割程度が目安
生活費の中で大きな割合を占めるものの1つが家賃です。
女性の場合は「独立洗面台」「バス・トイレ別」「室内洗濯機」など、こだわりの条件を持っている人も多いでしょう。こうした条件が複数ある場合は候補となる物件が限られ、こだわりの条件を付けない場合に比べて家賃も高くなりやすいのです。
他の生活費とのバランスを考えると、家賃は手取りの3割程度・手取りの3分の1くらいを目安とするのが良いとされています。希望の条件を考えたうえで、家賃と照らし合わせながら妥協できる点・譲れない点を割り出してみましょう。
すでに賃貸に住んでいる人は、夜卒後の想定手取り金額から考えて、家賃が妥当な金額かどうか計算してみると良いですよ。もし家賃が高すぎるという人は他の物件を探してみても良いかもしれません。
手取りが20万円の場合、家賃の目安は6万5,000円くらいになります。これを大幅に上回ってしまうと、食費や娯楽費等をかなり削らなければいけません。
家賃はできるだけ抑えた方が良い
食費や娯楽費と異なり、家賃は後から削減しようとしても引っ越ししない限りは削減できません。引っ越しするとなると、さらに引越し代がかかることに・・・。
そのため、賃貸を借りる段階でできるだけコストを抑えておくことが大切です。
もしも、目安の6万5,000円よりも高い部屋に住みたいという場合は、節約して支出を減らす、あるいは収入を増やすといった対策が必要となります。
ちなみに、家賃は管理費・共益費を含めた金額で考える必要があるのでご注意を。
手取り別:家賃の目安
参考までに、手取り20万円前後の家賃の目安をご紹介します。
- 手取り15万円
- 5万円
- 手取り16万円
- 5万3,000円
- 手取り17万円
- 5万7,000円
- 手取り18万円
- 6万円
- 手取り19万円
- 6万3,000円
- 手取り20万円
- 6万5,000円
- 手取り21万円
- 7万円
最後に
いかがでしたか?
一人暮らし20代女性で手取り20万円の場合の生活費について、目安をご紹介しました。
最初は大変に感じるかもしれません。でも、手取り20万円でも案外余裕を持った生活を送ることはできますよ。
それでも、いきなり昼職に転職するのは不安がある・・・という方もいますよね。徐々に夜から昼へ移行したいというケースも、リスタートジョブなら可能です。
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