キャバクラなど夜職からの転職における志望動機の作り方

机上の書類を見ながら悩む女性

履歴書の書き方に悩んでいませんか?

夜型生活に疲れた、年齢的に厳しくなってきた、そろそろ地に足のついた生活を送りたい・・・キャバクラなど夜職から昼職に転職する理由は、人によってさまざまです。正直に言うと「何でもいいから昼職に就きたい」という方もいるでしょう。

でも、そのまま正直に履歴書に書くわけにはいかないですよね。

転職・就職活動において、避けては通れない履歴書の作成。特に志望動機の部分でつまずく人も少なくありません。

そこで今回は、キャバクラからの転職における志望動機の作り方をご紹介いたします。
難しいものでもなければ特殊な方法でもありませんので、安心して参考にしてみてくださいね。

志望動機にはテンプレートがある

志望動機の書き方

実は志望動機にはテンプレートがあります。
しかも夜卒して昼職への転職の場合なら、キャバクラで働いていたという前職があるため、このテンプレートに当てはめて作成しやすいのです。

  • 結論
  • 裏付け
  • 入社後どう活動したいか

志望動機はこの3段階に分けて構成すると良いでしょう。

①結論

貴社の〇〇という取り組みに共感し、私の前職での経験がお役に立つと考えたため志望いたしました。

まず最初に「なぜ志望するのか」を明示します。
日本人は結論を最後に置くことを好みがちですが、志望動機の文章としてはふさわしくありません。最初に結論から書く、と覚えておきましょう。

②裏付け

前職では〇〇の仕事をしていました。
そこで〇〇に取り組み、〇〇という結果を残すことができました。

2つ目に「なぜお役に立てると考えたのか」を示します。
志望動機の文章が長くなってしまうのはNGですが、たとえば「売上が1割UPしました」などの具体的な数字があると説得力が増すため、ぜひ盛り込むようにしましょう。

③入社後どう活動したいか

前職における〇〇で得た〇〇を活かし、貴社の〇〇に最大限貢献したいと考えております。

志望動機の文章では、最後に「私のこういう経験を活かして、貴社のためにこういう働きができます」と示して締めくくります。

志望動機におけるNG要素

バツ、BAD

志望動機を書くうえで、絶対にやってはいけないことがあります。
それは「前職(キャバクラ)を悪く言うこと」です。特にキャバクラ経験者の方がやってしまいがちなので気をつけてください。

  • 昼夜逆転の生活に疲れた
  • お客様と接することに疲れた
  • 安定した仕事をしたい

こうしたネガティブな理由でキャバクラを辞める人が多く、無意識のうちについつい愚痴を含んでしまう場合があるのです。

「前職に比べて貴社は〇〇において非常に優れており~」など、「どちらかを褒めるためにどちらかを貶す」という手法を使ってしまう人は少なくありません。
「キャバクラは全然ダメで~」なんて言うのも論外ですが、こうした手法を使ってしまわないように気をつけましょう。

前職をキャバクラと書く?書かない?

こめかみに人差し指を当てて首をかしげる女性

リスタートジョブでご紹介している求人は、夜職に理解がある企業様ばかりです。とはいえ、履歴書や職務経歴書にキャバクラと明記するかどうか迷いますよね?

よくある質問でもお伝えしているとおり、キャバクラやガールズバーなどのナイトワークの経験は「社交飲食経験」として記載するようご説明しています。

キャバクラで働いていたことを隠すために職歴を無しとしてしまうと、面接官や応募先企業から見るとその期間はニートだという認識になってしまいます。

また、記載しない場合は面接時に「この期間は何をされていましたか?」と質問されるケースがほとんどです。ここで適当に濁したり誤魔化すと、かえって印象が悪くなることも。

リスタートジョブでご案内しているお仕事は、ナイトワークの経験もアピール材料になります。「社交飲食業」または「接客、サービス業(ナイトワーク)」と記載すればOKですよ。

さいごに

ノートPCの前で人差し指を立てて微笑むスーツの女性

いかがでしたか?
今回は、キャバクラなど夜職からの転職における志望動機の作り方についてご紹介しました。

志望動機でやってはいけないことは、面接時にもうっかりやらかすケースもあります。人は緊張していると余計なことを口走ってしまうものです。面接当日に少しでも落ち着いて挑めるように、事前準備をしっかり行っておきましょう。

志望動機の書き方に迷っている方は、ぜひこのコラムを参考にしてくださいね。
それでも心配・不安という場合は、ご遠慮なくリスタートジョブのスタッフまでご相談ください。

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