夜職から昼職に転職をしたい方から、希望職として上位に上がる1つが「販売職」です。
キャバクラやガールズバーなどのナイトワークも接客業のため、多くの人と接する販売のお仕事に興味を持つ方は少なくありません。

しかし、販売職とはどのような仕事なのでしょうか？ 特に未経験の人の場合、仕事内容、やりがい、厳しさ、未経験から転職するにはどうしたらいいのか･･･不安な面もたくさんあることでしょう。

そこで今回は、販売職の種類やお仕事内容について詳しくご紹介いたします。

販売職とは

販売職とは、商品を直接消費者に販売する職業です。
エンドユーザーである消費者と対面して販売します。商品の知識を蓄え、さらに説明することが求められる重要な役割です。勤務場所は、コンビニやスーパー、百貨店など多岐に渡ります。

販売している商品は目に見えるものだけではありません。
例えば、保険会社も目に見えない「保険」という商品を販売しています。目に見える商品を販売するだけではなく、こうしたサービスを扱うパターンもあるのです。

共通して言えることは、販売職はお客様と直接顔を見ながら仕事をするため、言葉の使い方や第一印象の良さ、笑顔がポイントになる仕事とも言えるでしょう。

販売職の種類

販売職は、自社商品やサービスをお客様に直接販売することで会社の売り上げに貢献する重要な職種です。そんな販売職にも、いくつか種類があります。

• コンビニ、スーパー、デパートなど小売店での販売
• 飲食料品卸、資材を扱う卸売店での販売
• 商品を自転車や自動車などで運びながら商品を販売する移動販売
• 自宅や会社に直接訪問して商品を販売をする訪問販売
• 実際に商品を使用している様子を見せて販売する実演販売

販売職とひとことで言っても数多くの種類があります。
企業の商品によって扱う商品や客層も異なりますので、販売職を目指している方は希望する企業の販売職の分類をチェックしておきましょう。

■販売職と営業職の違い

販売職も営業職も、どちらもお客様に対して商品やサービスの価値を提案する仕事に変わりはありません。しかし、少しでも興味を抱いている人を相手にすることと、全く無関心な人を相手にするという点で大きな違いがあります。

販売職の場合、お客様への対応をする時点で、既にお客様は販売する商品やサービスについて一定の興味を持っています。営業職の場合は、販売しようとしている商品やサービスに対して、お客様は関心を持っていなかったりそもそも全く知らなかったりするのです。そのため、営業職はゼロから商品を広める役割を担うことになります。

販売職の主な仕事内容

販売職にもさまざまな種類があると説明しましたが、ここでは主に店舗で商品（有形商材）を販売するケースでのお仕事内容について解説します。

店舗販売のお仕事は、店舗への来客者に対して接客し商品購入のサポートを行うことです。具体的な業務としては、接客・レジ打ち・商品の品出し・在庫管理・レイアウト決め等です。

職務経験を積んでキャリアアップ（店長や支店長など）すると、スタッフのシフト管理や売上管理、本社への報告業務等、運営・経営に関する業務にシフトしていくことが一般的です。企業によっては新商品の研修会への参加を義務付けている場合もあります。

また、企業によっては各々の販売員にノルマ（売上目標）が設定されたり、商品の買い付け業務や店舗の運営に関わる業務を一般の販売スタッフが行うなど、業務上の責任の重さや内容が異なることもあります。

販売業は、取り扱う商品の特性（ブランド等）や店舗の立地等によって客層が変化するため、それぞれ求められる販売スキルが異なります。そのため、販売職は顧客視点に立って販売業務を行うことが求められます。また、独立型店舗ではない百貨店やショッピングセンターにある店舗では、テナント側の意向を反映させる必要性が生じ、業務内容が変化する場合もあります。

さいごに

いかがでしょうか？
今回は販売職の種類やお仕事内容について詳しくご紹介いたしました。

フードやスイーツ、洋服、その他あらゆる物を消費者に対して販売するお仕事が販売職です。昨今ではインターネットの普及によって販売の定義がより柔軟になりました。物だけでなくサービスの販売や、ウェブサイトやホームページを通じて商品を販売するような仕事も含まれ、仕事の幅が増えています。

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