面接時の応対マナーがあるって知ってた?気をつけておくべきこと

面接を受けるスーツの女性

面接って緊張しますよね。どれだけ練習しても、何度か面接を受けたとしても、やっぱり初対面の企業の方と面接というのは慣れないものです。

そんな面接にもマナーがある、というお話はいくつか他のコラムで解説してきました。みだしなみ、受付時、座る位置、座り方・・・さまざまな面接マナーがありますよね。

実はまだお話していないマナーがあります。「えぇ・・・マジか・・・」とげんなりした方もいるかもしれませんが、知らずに恥をかいたり損をするよりは今知っておきましょう!

今回は、面接時の応対・行動マナーや気をつけたい点について詳しくご紹介いたします。
これから夜卒・転職をお考えの方はぜひ参考にしてくださいね。

面接での応対・行動マナー

面接中の女性の背中

面接中は面接官との受け答えに集中してマナーなんて考える余裕ない!と思うかもしれませんが、だからこそ知って練習しておくと、いざという時に助けになります。ふとした瞬間にマナーが分からなくて不安になってしまい、面接の受け答えが疎かになる・・・そんなことが無いように、事前に面接での応対マナー・行動マナーをチェックしておきましょう。

■勝手に話し始めない

面接官が何も質問していないのに自分から話し始めるのはNGです。
また、面接官が質問を言い終わらないうちに早とちりして食い気味に回答してしまう人もいますが、「人の話を聞かない人」と判断されてしまいます。焦らず、面接官の話を最後まで聞いてから答えるようにしましょう。

■相手の目を見て話をする

人と話をする時は、相手の目を見て話をするのが基本です。
回答に困ったり想定外の質問に戸惑ったりした場合、ついつい面接官から視線を外してしまいがちです。しかし、俯いたまま回答すると、面接官からは「自信がない」と思われてしまいます。

どうしても視線を合わせるのが苦手な人は、ネクタイや口元など、目に近い位置を意識して見るようにすると良いですよ。面接官が複数人いる場合は、話をしている人の方へ視線を向けましょう。

■お茶を出された場合

お茶など飲み物を出された場合は、運んでいただいた方にお礼の挨拶、あるいは軽く会釈をしましょう。緊張で喉が渇いていても、勧められる前に手をつけたり、勧められたからといって一気に飲んだりするのはNGです。

■名刺を出された場合

面接官や採用担当者から名刺を出されたら、名前を名乗り丁寧に受け取りましょう。
名刺の受け取り方は通常のビジネスマナーと変わりありません。ただ、名刺を渡されたからといって、こちらから在籍している(していた)企業の名刺を渡す必要はありません。

退室時のマナー

おじぎをするスーツの女性

面接を終えてホッとして気を抜きそうになりますが、面接室から退室する際にもマナーがありますのでご注意を。

■椅子から立ち上がり一礼をしてドアへ

面接が終了したら、椅子の横に立ち「本日はお忙しい中、お時間を割いて(さいて)くださりありがとうございました。」と面接官の目を見てお礼の挨拶を述べます。そして一礼をし、ドアの前まで進みましょう。

■挨拶をしてから退出する

ドアの前で「失礼します」と再度一礼をし、ドアを開けて退室します。ドアを閉める際は静かに閉めるように注意しましょう。

■退室後も気を抜かない

面接が終わって面接室を出ると、緊張が解けて気が抜けてしまいそうになりますよね。でも、そこはまだ応募企業の社内です。面接官だけでなく社内の人にも見られていますので、いきなりスマホを確認したりするのは避けましょう。ビルを出るまで気を抜かないことが大切です。

さいごに

ポイント、人差し指を立てる笑顔の女性

いかがでしたか?
今回は、面接時の応対・行動マナーと気をつけたい点についてご紹介しました。

面接当日の流れを少しでも頭の中でシミュレーション出来たでしょうか?
面接マナーはビジネスマナーと同じく、普段から実践することが可能なものです。当日は面接応答に集中できるように、普段からビジネスマナーとして身につけておくようにしましょう。

他にも、受付~退室までのマナー、座る位置や座り方についてなど、対面面接でのマナーについてご紹介しています。そちらのコラムもぜひ参考にしてみてくださいね。

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