キャバクラなどのナイトワークに就いている方から、「当然収入は減るから節約しないといけないけど何をすれば良いか分からない」とよく耳にします。今このコラムを読んでいる方の中にも、同じように感じている方も少なくないでしょう。
夜卒をすると仕事用のドレスを買うこともないし、出勤のたびにしていたヘアメイクも要らないからある程度は出費を抑えられるはず。貯金もあるし何とかなるでしょ!と思っていても、その貯金はできれば将来のために置いておきたいですよね。
それに、貯金を切り崩していたらいつか無くなってしまいます。そうなる前に、上手な節約の仕方を知って活用しちゃいましょう!
今回は、働く女子の節約術をいくつかご紹介いたします。ぜひ参考にして、ご自身に合った方法を試してみてくださいね。
働く女子の上手な節約方法8つ
1.お弁当を持参する
これは定番の節約方法ですよね。定番だからこそ、その効果は期待大!例えば、週5日ランチで1,000円出すと毎週5,000円の出費になります。1か月で考えると2万円!そう考えるとなかなかバカにならない金額です。
前日の夜ご飯を少し取り分けておいて朝は詰めるだけにする、冷凍食品をうまく活用するなど工夫すればお弁当作りも簡単です。たまには「おにぎり」や「おにぎらず」、サンドウィッチなどで変化を加えるとお弁当作りも楽しくなります。
2.マイボトルを持ち歩く
自販機やコンビニでコーヒーを買う・・・なにげに習慣化しちゃっているという人も多いはず。1缶120円・・・小さなお金に見えるけれど毎日となると案外お金を使っているものです。
保冷ボトルに入れて持ち歩けば、かなりの節約になりますよ。最近では可愛いデザインのマイボトルや、軽量タイプも増えているので持ち歩きにも便利です。自分の好きな飲み物を好きな温度で持ち歩くと、飲み物を買う必要がなくなります。
また、職場の給湯が利用できるなら、ティーバッグやコーヒーを置いておくのも良いですよ。
3.コンビニを利用しない
食材や日用品などの必要なものはスーパーや安く買える量販店を利用した方が安いです。
コンビニは定価でしか販売していません。目に入った新作スイーツなどついつい手に取ってしまうので、そもそもコンビニ自体をなるべく使わないようにしたほうが賢明です。
4.自炊する
お弁当の持参と同様に、自炊も大きな節約方法です。
働いて疲れて帰ってきて自炊をするのは大変・・・と感じますが、工夫すれば大丈夫!お休みの日におかずを作り置きしておく、冷凍して温めるだけにしておく、ご飯やおにぎりも冷凍してストックしておくと良いですよ。
5.ついで買いをしない
買い物は週に1回と決めて1週間分の食材をまとめて買っておきましょう。1週間分の献立に合わせて買い物することができますし、余計なものを買わなくて済みます。
1週間の途中で足りないものを買いに行くと、アレもコレもとついつい手が伸びそうになります。ついで買いって結局無くても困らないもの。手を伸ばす前に「今要るかな?」と一呼吸置くようにすると、ついで買いを減らせます。
6.小銭貯金をする
小銭って財布にたくさんあると重いし邪魔だな~って積極的に使おうとしませんか?その結果、特に必要のない物やお菓子などをついで買いしてしまうなど、無駄遣いが増えてしまいます。それならこの小銭を使わずに貯金しちゃいましょう。
500円玉貯金、銀色貯金(50円、100円、500円)など何でもOK!1日の終わりにお財布に入っている小銭を全部貯金箱に入れてしまう、というのも手です。お給料が少なくてまとまったお金を貯金するのが難しくても、小銭なら貯めやすいので実践しているOLさんが多いです。こうすることで、財布もスッキリ軽くなり「お札は崩したくない」という意識で、ちょっとした支出をすんなり抑えることができるようになります。
7.美容代をおさえる
夜職の名残でネイルやマツエクなどに気合いを入れてしまう人もいますが、昼職では基本的にナチュラルの方が好まれやすいです。また、意外と習慣化しているだけで必要ないな・・・という人も。
ナチュラルビューティーはウケがいいので、マニュキアやマスカラにシフトしている女性も多いです。ネイルもマツエクも月々8,000~1万円かかりますが、ここを押さえれば約2万円の節約になりますよ!
他にも、基礎化粧品やメイク用品はネットショップで購入するとポイントが貯まります。ハイブランドならOKってものでもありません。ブランドものよりも肌やコスパを考えて揃えると無理なくケアできますよ。
8.格安スマホに乗り換える
IT関係のお仕事の場合は、ハイスペックなスマホを必要とするケースもありますが、そうでなければ格安スマホ(格安SIM)でも問題ないでしょう。現状の機種や契約内容等にもよりますが、格安スマホに乗り換えれば年間で6万円以上の節約になることも多いです。最新機種にこだわらなくても、今のスマホは高性能のものばかりです。
スマホ代は毎月支払う固定費のなかで削減しやすい部分なので、多くの働く女性が格安スマホに変えて通信費を節約しています。
さいごに
いかがでしたか?
今回は、昼職で働く女子の上手な節約方法をご紹介しました。
節約で大事なことは「無理なく続けること」です。食費や楽しみを削りすぎるのは逆にQOL(クオリティ・オブ・ライフ)が下がってしまい、生活の満足度も低くなってしまいます。不満が募れば節約を継続することが難しいので「無駄は省いて、使うときはしっかり使う」という意識でいましょうね。
別途コラム「夜卒したら生活費はどうなる?一人暮らしOLの生活費シミュレーション」もぜひ参考にしてみてください。