転職の面接で採用を勝ち取るためには、やはり採用担当者に「この人が欲しい!」と思ってもらう必要があります。
そのためには、面接に挑む前に徹底的に企業研究と自己分析を行い、絶対御社に貢献しますといった気概を見せることが重要です。
しかし、面接の時間は10分や20分といった限られた時間の中で行われることがほとんど。この短い時間内で他の応募者に差をつけ、面接官に「この応募者を採用したい」と思わせないといけません。
今回は、採用担当者に「欲しい」と思わせるコツと面接のポイントについて詳しくご紹介いたします。
面接で内定を得るため4つのコツ
面接では、質問にただ淡々と回答するだけでは足りません。
第一印象を良くするための努力や、相手に親近感を持ってもらう努力、相手との心理的な距離を縮める雰囲気作りなどを意識しましょう。
- 印象に残る話し方をする
- 社交性をアピールする
- 企業研究をしていることを面接官へ伝える
- 面接で聞かれやすい質問を把握しておく
内定を得るためにおさえておきたいコツは、上記の4つです。それぞれについて、もう少し詳しく見てみましょう。
●印象に残る話し方をする
面接では、第一印象が非常に重要です。
実際、「第一印象で面接の合否を決めている」という担当者もいます。面接では、第一印象で良い印象を与える挨拶、好印象を与えるための話し方や姿勢を意識しましょう。
しかし、面接官は一日に何人も面接をします。そのため、平凡な内容や話し方では印象を残せず、内定を手に入れることは難しいでしょう。
面接ではできるだけ面接官の印象に残る話し方をしましょう。表情や声のトーンを明るくすることはもちろんですが、話をしながら身振り手振りを加えるのも効果的です。
とはいえ、度が過ぎるのは逆効果なのでご注意を。
●社交性をアピールする
採用担当者が見ているポイントの中で、最も多くの企業が注視すると回答したのが以下の3点です。
- 明るさ
- 笑顔
- 人当たりの良さ
つまり面接の受け答えの内容がどれだけ優れていても、社交性が低ければ採用されない可能性があるということです。面接はどうしても緊張してしまうものですが、その中でもできるだけ笑顔で明るく対応するようにしましょう。
●企業研究をしていることを面接官へ伝える
企業側としては当然、他社ではなく自社で働きたいという熱意が強い人を採用します。
短い面接時間の中で熱意を企業側にアピールするためには、自分自身が企業研究をしていることを伝えることが効果的です。事前に面接を受ける会社の企業理念や経営方針などを理解し、面接の中にその内容を組み込むようにしましょう。
●面接で聞かれやすい質問を把握しておく
面接で聞かれやすい質問は、ある程度決まっています。面接で聞かれやすい質問を把握し、事前に回答する内容を考えておきましょう。
回答内容を丸暗記してしまうと、回答内容が飛んでしまったときに何も言えず面接が終わってしまう可能性が高くなるので、そこまで神経質になることはありません。
業種ごとに聞かれやすい質問というものが存在します。そういったものをチェックしておくと良いですよ。
面接での注意すべきポイント
①要点をまとめて話をする
就活の面接は、長く喋れば良いというものでもありません。ダラダラと喋りすぎる人は、話の要点が抑えられない人として逆にマイナス評価になってしまうこともあります。
②否定的な表現をしない
否定的な表現は、面接官にネガティブで暗い印象を与えてしまいます。
グループディスカッション形式の面接では、発言しなければと思うあまり他者の意見を否定してしまう人がいます。頭ごなしの否定は社交性・協調性がないと判断され、マイナス評価となる可能性が高いため気をつけましょう。
逆の意見を発言する場合は、「確かにそういった意見も分かりますが」「一理ありますね。ですが私は」といった言葉を使うだけで印象は大きく変わります。
③きちんと質問に対した答えを返す
面接では緊張や自分が伝えたいことで頭がいっぱいになってしまい、質問に対して的外れな回答をしてしまう人は少なくありません。
的外れな回答をしてしまうと、「話を聞いていない」「注意散漫」などマイナス評価に繋がるケースが多いです。一度頭の中で質問をしっかり受け止め、質問内容に合った回答をしましょう。
さいごに
いかがでしたか?
今回は、採用担当者に「欲しい」と思わせるコツと面接のポイントについてご紹介しました。
面接中に「大した経験もないし不安・・・」「この会社でやっていけるかな?」など自信がなくなってしまうと、すぐに表情や言葉にあらわれてしまいます。面接を突破するためには、面接官に自分自身の良さを理解してもらえるように集中することが大切です。
これまで述べてきたような面接の技術を身につけ、自分自身のキャリアや個性を上手に説明し優れた人材であることをアピールできれば必ず合格に繋がるというものでもありません。
むしろ、答える途中で多少たどたどしい説明になったとしても、必死に自分の思いを伝えようとした応募者の方が合格するというケースも多々あります。必死に自分自身の思いを伝えようとする「ひたむきさ」「率直さ」が、面接担当者の心をつかみ「採用したい」と思わせるのです。
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