【面接マナー】選考辞退の連絡ってどうしたら良い?基本と注意点

【面接マナー】選考辞退の連絡ってどうしたら良い?基本と注意点

転職活動の際、複数企業の選考を同時進行することはよくあります。しかし、実際に入社できるのは1社だけですよね。先に面接を受けていた企業で採用されたり、やっぱり他の業種にしたい・・・なんてケースもなど理由はさまざまですが、選考を辞退する可能性は誰にでもありえます。

履歴書や面接で「御社に入りたいです!」と伝えている手前、選考辞退は気が引けますし事態の連絡をするのは憂鬱ですよね。「電話で怒られたらどうしよう・・・」と不安になる方もいるかもしれません。

そこで今回は、選考辞退をする際のポイントと電話連絡の注意点についてご紹介いたします。

選考辞退のポイント

選考辞退のポイント

選考辞退するとなると、企業に申し訳ないという気持ちや怒られるんじゃないか?といった不安が頭をよぎりますよね。

しかし、選考辞退に慣れているという採用担当者も少なくありません。

  • 残念ではあるけれども辞退すること自体に怒ったことはない。
  • むしろその時間に別の仕事ができるため、事前に連絡を貰えると時間を有意義に使えるので助かる。

すべての企業でとは言えませんが、このように考える採用担当者も多いです。辞退を決めたら、とにかく早めに連絡するようにしましょう。

もちろん、採用担当者にとって気持ちの良い連絡ではありませんので、失礼な態度をとらないよう注意し、敬意をもって対応しましょう。

■選考辞退の基本

<3つの注意点>

  • 選考辞退を決めたら早く連絡する
  • 簡潔に辞退の内容を伝える
  • 選考に時間を割いてくれたことに敬意をはらう

選考辞退の連絡は、後ろめたさからつい言い訳をしてしまうなど話が長くなりがちですが、要件は簡潔に伝えるのが大切です。

辞退理由を伝える時は、「他社で内定をいただき、そちらに入社することにしました」など、正直に伝えてもOKです。言いにくい理由の場合は、「一身上の都合」と伝えましょう。

選考辞退の電話連絡で伝えるべきこと

選考辞退の電話連絡で伝えるべきこと

選考辞退の電話は気持ちのよい良いものではありませんから、「早く切りたい・・・」「悪く思われたくない」と焦りがちです。しかし、焦って対応してしまうと伝え漏れが発生したり、あらぬ誤解を招く可能性もあります。

  • 応募経路・利用サービス名
  • 面接日時
  • 名前
  • 選考のお礼と辞退の謝罪
  • 辞退理由

上記の項目をきちんと伝え、簡潔に辞退の旨を伝えましょう。
基本的に辞退の理由は「一身上の都合」で問題ありません。もし理由について深く聞かれたら、「第一志望で内定が出ました」など正直に伝えましょう。

■電話する時間と場所に注意

電話をする際に注意したいのが、電話をかける場所と時間です。

場所については、騒がしくない静かな場所で電波状況が良い場所を選んで電話をかけましょう。途中で電話が切れてしまったり、声が聞こえづらく何度も聞き返してしまうことは相手に失礼です。

電話をかける時間は、始業時間や終業時間の間際、お昼時といった忙しい時間は避けるのが一般的です。しかし、 前日の午後や当日キャンセルの場合は時間が迫っているので、この限りではありません。

■担当者が不在・・・どうする?

電話をした時に、担当者が席を外しているというのはよくあることです。

時間に余裕がある場合は、在席時間を聞いて再度連絡をしましょう。もし面接時間ギリギリまで担当者が不在の場合は、電話を切ってからすぐにメールを送り、再度面接時間に電話をしてみましょう。

別の人に伝言を頼んだ場合、正しく伝わらない可能性があります。採用関係については、担当者に直接伝えることをおすすめします。

■連絡はメールでも良い?

基本的にメールで辞退の連絡をしても構いません。
しかし、面接前日または当日にキャンセルをするときは電話連絡をしましょう。

前日の夜なら、夜のうちにメールを送った上で当日の午前中に必ず電話を入れましょう。当日の場合は、担当者が時間までにメールを確認できない可能性があるため、必ず電話で辞退の連絡をしましょう。

無断欠席は絶対NGです!
あなたも約束をしていた人にすっぽかされたら嫌ですよね?それは面接官も同じです。社会人として最低限のマナーは守りましょう。

さいごに

選考辞退の連絡ってどうしたら良い?基本と注意点まとめ

いかがでしたか?
今回は、選考辞退をする際のポイントと電話連絡の注意点についてご紹介しました。

選考辞退では今まで選考に時間を割いてくれたことへの感謝を忘れず、誠意を持って対応することが大切です。

同じ業界に就職すればまた機会もあるかもしれませんし、 異業種でもいつどこで出会うかわかりません。「どうせもう二度と会うこともないだろう」と雑に対応してしまい、あとで後悔するのは自分です。できるかぎり丁寧に誠意を持って対応しましょう。

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