【適職診断】受け身の人の特徴と向いてる仕事とは?

受け身の人の特徴と向いてる仕事とは?

どちらかといえば受け身の性格で、自分自身に合った仕事はあまり無いのかも・・・と不安に思ってはいませんか?

ご安心ください。受け身の性格の人だからこそ向いている仕事もあります。

受け身の性格である長所と短所といった特徴を活かし、向いている仕事を見つけていきましょう。また、今の自分を分析して向いていない仕事も理解することで、現在置かれている状況に合った方向性が見えてくるかもしれません。

そこで今回は、受け身の人に向いてる仕事についてご紹介いたします。

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受け身の人の特徴って?

受け身の人の特徴って?

自分自身の認識と他者からの評価が異なることがあり、時には自分が受け身な性格だと勘違いしている人もいます。

まずは、本当に自分は受け身な人なのか?をチェックしてみましょう。

■受け身な人の性格

受け身な人はさまざまな事に対する判断が苦手で、失敗を恐れる傾向にあるため、臆病になり積極的に行動することが出来ません。自分自身が発信元で物事が動き出すことを嫌がる傾向にあります。決して自分の考えがないわけではありませんが、自信が無いためにためらってしまいます。そのため聞き役になる事が多いです。

ただ、自分の考えを押しつけることがないため、周囲のことを考えて他人に配慮でき、相手の意見に寄り添える人です。人や状況によって合わせることが出来るので臨機応変に対応できますが、この協調性が誰にでも合わせられるので八方美人と誤解される事もあります。

自主性を発揮することは苦手ですが、指示されたことに対しては責任を持ってやり遂げます。頼まれたことに関しては自分の意見を優先せずに的確にこなせるので、適正にあった仕事に就けば重宝されます

■長所

  • 素直に従える
  • ルーティンを淡々とこなせる
  • 議論の場をかき乱さない

指示を受けた内容に対して疑問を持たず、言われたままの指示に素直に従えます。
また、指示通りの仕事や、マニュアルに沿って同じ作業の繰り返し、ルールの決まったルーティンを繰り返す仕事でも正確に淡々と作業をする事が出来ます。

受け身な人は周りに合わせることが出来るので、その場の空気を読んで皆と協調し、議論の場を自らかき乱すようなことはしません。

■短所

  • 自分の意見がない
  • 他人のサポートにまで気が回らない
  • 余裕がなく気も利かない

失敗を恐れる事から言われたことしか行動しないので、周囲からは自分の意見が無く優柔不断な人と誤解されやすいです。積極的に人に対して手を貸すことがなく、相手によっては気が利かない人とも思われがちです。心配性なので余裕も見られません。
言われたことはきちんと出来ますが、自分の仕事に集中して取り組んでいるためそれ以外を積極的にサポートする事までは気が回らない人も多いです。

受け身な人は自らは行動しませんが、指示されたことは最後まできちんとやり遂げます。その根気と忍耐力は長所にもなります。根気や忍耐力を活かせる仕事を見つけて無理せず続けていけるでしょう。

また、もともと周囲に合わせることが出来る協調性のある人です。指示された自分の仕事が終わった後で、少し周囲に気を配り、声をかけるようにすると良いですよ。

受け身な人に向いてる仕事

受け身な人に向いてる仕事

①総合職

企業の様々な部署において、経験を積んで出世をしていく仕事です。仕事の内容には技術系総合職と事務系総合職があります。

前例通りに仕事をしていけばいいので、失敗を怖がらずに安心して働くことが出来ます。異動や転勤があっても周囲の環境や相手に合わせることの得意な受け身の人は、どこへ行っても協調性を発揮し馴染むことが出来るので向いてる仕事といえます。

②経理事務

取引や経費の入出金管理や伝票仕訳のような日常の経理業務から、帳簿の作成や月次決算や年次決算等を行い、処理が終わったらファイリングや整理をするお仕事です。

受け取った伝票や資料などをもとに、与えられた情報の処理を決まった方法で淡々と行う業務が多い仕事です。仕事のルーティンもほぼ決まっていて、マニュアルが用意されていることも多い職種なので、受け身の人には向いてる仕事と言えます。高い集中力と細かい作業が得意な人はさらに向いているでしょう。

③医療事務

保険証や必要書類などの確認や患者さんの基本情報の管理、診察室等への案内、各種手続きを行います。医療保険や介護保険の保険者に対し行う請求業務のレセプト業務や、医療費の会計をする業務が主な仕事になります。

個性を発揮したり積極的に取り組むのではなく、医療機関のルールに従って淡々と仕事をこなしていくことが求められます。自分から発信する事が必要とされない仕事なので受け身の人に向いています。

④カスタマーサポート

企業の窓口となって、電話で顧客から苦情や問い合わせを聞いて、それに対応する仕事です。メインは電話やメール、チャットなどでの問い合わせを受けて顧客に対して迅速な対応をする事を目的とします。

連絡をしてきた相手の話を聞く仕事なので、受け身の人の長所を活かせるでしょう。クレーム対応などもありますが、相手の立場に立って考える事の出来る受け身の人は、感情的にならずに冷静に対応できます。またマニュアルもあるので、その手順を守る事でスムーズに安心して働けます。

⑤WEBデザイナー

他のスタッフとチームを組んでWEBサイトを制作する仕事です。主にWEBデザインを作成しますが、レイアウトや素材作成などのコーディング作業も行うことがあります。クリエイティブだけでなく、ディレクターの指示を受けながら顧客が満足出来るデザインを実現出来るように作成することが求められます。

ディレクターの指示を忠実に実現出来ることが求められるので、受け身の人は言われたとおり行うことにストレスを感じないので、スムーズに作業を行うことが出来ます。またチーム同士協力し連携することが大切なので、協調性のある受け身の人には向いてる仕事です。

⑥製造業

企業やメーカーの工場や作業場で、製品や部品などを組み立て加工する仕事です。作業工程がきちんと決まっていて、ラインの流れに沿って行う仕事で同じ事を繰り返し完成させます。未経験からでも仕事に就けるチャンスが多いので、物作りや技術に興味がある人にも向いてます。

自発的に意見を言うこともなく、淡々と流れを止めないように正確にこなしていくことが必要となるため、受け身の人には働きやすい環境でしょう。

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さいごに

受け身の人の特徴と向いてる仕事とは?まとめ

いかがでしたか?
今回は、受け身の人の特徴と向いてる仕事についてご紹介しました。

受け身な人の傾向として、内向的で自分から発信する事が苦手なので積極性に欠けますが、指示通りに仕事が出来て真面目でコツコツと最後までやり遂げる事の出来る根気を持っています。見方を変えるだけでいろいろな職種の中で活躍できる場所がありますよ。

もしかしたら周囲から見て華やかな仕事ではないかも知れません。しかし、縁の下の力持ちがいなければどんな仕事も成り立って行かないものです。

人からどのように見られているかを気にするよりも、客観的に自分を分析して自分の長所を活かす事の出来る仕事や役割を見つけましょう。

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