猛暑だしクールビズで面接に行きたい。服装自由って言われたけどクールビズで行っても大丈夫?選考で不利になったらどうしよう・・・。
なんて不安に思っている方もいるでしょう。
ただでさえ暑いし、スーツを着るのがツライ!クールビズを推奨しているし面接もクールビズでも良いのでは?などなど、さまざまな声が聞かれます。
でも、面接でクールビズはOKなのでしょうか?
そこで今回は、クールビズで面接に行ってもOKなのか?について、詳しく解説していきたいと思います。
クールビズとは
そもそもクールビズについて正しく理解しているでしょうか?まずは環境省が提唱しているクールビズの意味や目的について見てみましょう。
■クールビズの意味と目的
クールビズ(COOLBIZ)とは、夏季に勤務時の衣服を軽装化すること。COOL(涼しい)とBIZ(businessの短縮形)を組み合わせた和製英語です。
クールビズは平成17年から環境省が提唱した取り組みであり、企業によっては「夏季の軽装勤務」「夏の軽装運動」と呼ぶこともあります。
軽装で出勤することにより、会社の冷房の設定温度を上げたとしても、快適に過ごすことが可能になります。冷房の設定温度を高めにすると電力の消費量を抑えられ、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量を減らすことができます。
ちなみに、環境省が推奨している2017年のクールビズの期間は、5月1日から9月30日まで。クールビズの推奨期間は毎年4月下旬に発表しており、企業によって実施期間は異なります。
■クールビズの服装
クールビズの服装は、冷房の設定温度が28度のオフィスでも快適に過ごせる軽装が基本です。一般的なクールビズの服装は以下のようになります。
<男性の場合>
- ジャケット、ネクタイなし
- 長袖または半袖の白色無地シャツ
- スーツのパンツ、ベルト、靴
<女性の場合>
- ジャケットなし
- 長袖、七分袖、半袖の白色無地シャツ
- スーツのスカートまたはパンツ、靴
面接にクールビズで行ってOK?
夏場の面接は暑いし、できればスーツのジャケットは着たくない!と思う方も多いですよね。面接にクールビズで行っても良いのか?の疑問については、企業からどのように服装を指定されているかによります。
基本的には企業に指定された通りの服装をして行けば問題ありません。
もし、応募先の会社から「クールビズでお越しください」という指示があった場合は、その指示にしたがって軽装で行くようにしましょう。
服装を特に指定されていないときは、通常通りスーツ・ジャケットを着て行き、男性であればネクタイを着用するのが無難です。クールビズで面接を受けるかは、自分で判断しないようにしましょう。
また、クールビズと勘違いしやすい用語として「オフィスカジュアル」がありますが、それぞれ性質が異なるため注意が必要です。
オフィスカジュアルとは、スーツのような正装ではなく、ビジネスパーソンとしてふさわしい範囲内での服装のこと。一方、クールビズはシャツやスラックスなどが服装の基本となるため違いに気を付けましょう。
ちなみに、オフィスカジュアルであったとしても、来客の際に失礼のない服装にすることが必要です。派手なプリントや装飾のある服装は避ける方が無難でしょう。
就職・転職活動の際にクールビズで面接を受ける場合は、一般的なクールビズの服装を参考にしましょう。
さいごに
いかがでしたか?
今回は、面接にクールビズで行って良いのか?について詳しく解説しました。
集団面接などの場合には、企業からクールビズの指示を受けていても、自分だけクールビズスタイルで周りの人がみんなネクタイを着用している場合もあり、気になってしまうこともあると思います。
ですが企業側の考えとしては面接参加者の負担を減らすために服装の指定をしているに過ぎないので、周囲と違っていたからと言って気にする必要はありません。
もしもどうしても不安ならば、ジャケットやネクタイを着用・持参していくなどして、心の余裕を持つようにしましょう。
今後の転職活動に、ぜひ参考にしてみてくださいね。