面接は自分自身を企業にアピールする場です。転職活動が成功するかどうかは、面接にかかっていると言っても過言ではないでしょう。

だからこそ、面接でどう受け答えをすれば良いのか？と悩む方も多いですよね。面接対策として、よくある面接の質問や回答例がどのようなものかを知っておく必要があります。また、年代によって質問の傾向も異なることもしばしば。

そこで今回は、20代30代の転職活動でよくある質問と回答例についてご紹介いたします。

20代の転職面接でよくある質問と回答例

20代は社会人経験やビジネススキルが浅いため、アピールポイントが少ないと悩む方もいるでしょう。20代の転職では、経験やスキルが少ないことは企業側も承知の上です。

面接では『基本的なビジネススキル』や『仕事に対するモチベーション』などについての質問がされます。「仕事へのやる気」や「一貫性を持って転職活動に取り組んでいる」ことなどをアピールすることがポイントです。

質問例①新卒時の就職活動では、どのような点を重視しましたか？

＜回答例＞
新卒時の就職活動では、学生時代飲食店でアルバイトをした経験から、食を通して人を喜ばせる仕事をしたいと考え取り組んでまいりました。
今後は食を通して人を喜ばせるだけではなく、自身のキャリアアップに繋がる仕事をしたいと考えています。
御社では、若い社員でもマネジメントなどの責任のある仕事を任せてもらえると伺ったので応募いたしました。

質問例②仕事をする上で大切にしていることを教えてください

＜回答例＞
仕事をする上では、「協調性」を大切にしています。
一人ひとりの意見を尊重し、コミュニケーションを取りながら、同じ目標に向かって仕事を進めることにやりがいを感じるからです。
御社でも周囲の方々とコミュニケーションを取りながら、円滑に仕事を達成していきたいと考えています。

質問例③あなたの最近の関心のあるニュースを教えてください

＜回答例＞
〇〇会社の経営破綻のニュースに驚きました。このニュースの背景には、私は××があると捉えました。

30代の転職面接でよくある質問と回答例

30代は20代以上に即戦力となる人材が求められています。
30代は、ある程度のスキルや経験を積んできています。責任ある仕事を任せられる年代でもあるので、マネジメント経験の有無に関する質問をされることもあるでしょう。

部下や後輩、チームメンバーに対しての接し方や指導力、リーダーシップ力を発揮したエピソードをアピールすると好印象を持ってもらいやすいです。
責任ある立場でどのような仕事をしてきて、これからどのようにキャリアアップをしていきたいかを具体的に面接官に伝えましょう。

質問例①マネジメントをした経験はありますか？

＜回答例＞
マネジメントの経験はありませんが、OJTとして後輩の育成には携わってきました。
後輩の育成を通して、私自身も成長できたと思っています。
将来的にマネジメント業務にも携わって、キャリアアップをしていきたいと考えています。

質問例②部下やチームメンバーとの接し方で心がけていることを教えてください

＜回答例＞
私は「相手の立場になって考える」ことを心がけてメンバーと接してきました。
未経験のチームメンバーには、業務の基本から指導し、質問しやすい環境作りを心がけました。
スキルアップを図るため適度な課題を与えたり、何かあればすぐフォローできたりする体制作りにも力を入れました。

質問例③この業界の将来はどのようになっていると考えますか？

＜回答例＞
先日〇〇の市場調査データを見ましたが、そこから総合的に考えると今後この業界は××になるのではないかと予想しました。

さいごに

いかがでしたか？
今回は、20代30代の転職面接でよくある質問と回答例についてご紹介しました。

ご紹介したとおり、年代によって企業側からの質問内容も異なってきます。

時事ニュースに関する質問にも備えて社会の動きに関心をもっておけば、周りに差をつけることができますよ。また、30代は今後のキャリアプランを明確にしておくことがポイントです。

あくまでも参考に、ぜひ今後の転職活動に活かしてくださいね。

少しでも不安や迷いがあるという方は、リスタートジョブにお任せください。経験豊富なスタッフが、あなたの夜卒・転職活動をしっかりサポートいたします。ささいな事でもご遠慮なく、お気軽にご相談ください。