【面接対策】転職面接でよくある質問10選と回答時のコツ

【面接対策】転職面接でよくある質問10選と回答時のコツ

夜卒をして昼職へ転職をしようとお考えの皆さん、面接対策は進んでいますか?

面接の練習をしたり、面接の場面を想像したりするとき、「面接ではどんなことが聞かれるんだろう…」と考えますよね。中途面接の質問内容は、新卒時の質問とは大きく違うため、中途面接用の質問をチェックしておく必要があります。

今回は、転職面接でよくある質問10選と質問に答える際のコツをご紹介いたします。事前準備が必要な内容ばかりなので、しっかり確認しておきましょう。

転職面接でよくある質問10選

転職面接でよくある質問10選

転職での面接を成功させるためには、よくある質問の傾向を知っておく必要があります。まずは転職面接で年代やテーマに関係なく、よく聞かれる質問は下記の10点です。

  • 職務経歴
  • 転職理由
  • 志望理由
  • 長所・短所または強みや弱点
  • 前職の仕事内容
  • 仕事に活かせるスキル
  • 前職での成果
  • 前職での周りの評価
  • 希望年収
  • 今後のキャリアプラン

中途採用の場合、企業は採用後に即戦力となる人材を求めています。そのため、この10の質問の中でも、特に「転職理由」「志望理由」が重視されます。

■面接官が転職理由を重視する理由とは

転職・退職理由は、応募者を採用した場合の定着率をはかる判断材料となります。

採用側は自社で長く働いてくれる人材を求めているため「なぜ前職を辞めたのか」「どういった理由で現職を辞めて転職したいのか」を非常に気にします。

例えば、転職理由で前職への不平・不満が前面に押し出されていた場合、採用担当者は「逃げの姿勢で転職を希望している⇒根本的な解決ができていない」と捉え、転職を繰り返す可能性ありと判断する傾向にあります。

転職を検討する方が、前職(現職)に不平・不満を抱いているのは当然のことです。
しかし、面接官が転職理由から判断するのは、応募者がその不平・不満を紐解き、前向きな思いに転換できているかどうかという点です。

採用側からすると、仕事に対する前向きな気持ちがある人でなければ、自社でも長続きするはずがないという判断になります。転職理由(退職理由)がネガティブなものであったとしても、面接の際は考えを一歩進め、ポジティブな理由に転換することが大切です。

■面接官が志望理由を重視する理由

志望理由は、採用側からすると「自社の求める人物像にマッチするかどうか」の判断材料となります。

面接官は、志望理由から「自社をどの程度深く調べ研究しているか」「応募者が自社の求人ニーズや社風などを的確に理解しているか」を推察した上で評価をつけます。

面接官は志望理由から「自社を応募先に選んだ理由」「入社後にどんな仕事をしたいと希望しているか」をくみ取り、自社の経営理念や社風を正しく理解し、ニーズにマッチした人材を採用したいと考えます。

そのため、熱意だけ・口先だけの志望理由を面接で口にするとマイナス評価となり、面接突破は困難となります。

志望理由は「なぜ、その企業を応募先として選んだか」を具体的に述べるのが鉄則です。面接で「具体的かつ説得力のある志望理由」を述べるためには、事前に企業研究を徹底的に行い、ポイントを押さえて志望理由を適切にまとめることが重要となります。

    <抑えるべきポイント>

  • 「なぜ当社に応募したのか」という面接官の疑問に明確に答える
  • 企業のニーズを把握し、そのニーズに合った実績・経験をアピールする
  • 自分の強みを活かして応募企業に貢献できる理由を提示する

質問に答える際の4つのコツ

質問に答える際の4つのコツ

①ハキハキとゆっくり話す

面接官からの質問にはハキハキとした喋り方でゆっくり答えましょう。

緊張すると声が小さくなったり、早口になったりする人も少なくありません。声が小さいと「やる気がない」と思われる可能性もあります。

また、早口の場合「伝えたいことが面接官に伝わらない」「落ち着きのない印象を与えてしまう」など、マイナスに捉えられてしまうので注意しましょう。

②丁寧な言葉づかいを心がける

丁寧な言葉づかいは、ビジネスシーンでは基本中の基本です。面接もビジネスシーンであるため、相手に敬意をもって丁寧に話す必要があります。

また、ビジネスの場面では、「馴れ馴れしく話す」「語尾を伸ばした話し方」は好まれません。ぎこちない敬語も相手に好印象を与えられません。よって、普段から正しい敬語を使うように心がけるようにしましょう。

③明るい表情を意識する

面接などの緊張する場面では、無意識に表情が険しくなったり無表情になったりしがちです。面接官の質問に上手く答えることで頭がいっぱいだと、表情を気にしている余裕はないかもしれませんが、明るい表情を見せることが大切です。

④会話のキャッチボールを心がける

質問内容と全く違う答えを返してしまうと、コミュニケーションが取れないと判断されてしまいます。面接は企業とのコミュニケーションをとる場でもあるため、まずは面接官の話をよく聞くことを心がけましょう。

さいごに

【面接対策】転職面接でよくある質問10選と回答時のコツまとめ

いかがでしたか?
今回は、転職面接でよくある質問10選と質問に答える際のコツについてご紹介しました。

今まで何度か面接に挑戦してきた方も、これから面接に挑むという方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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