【面接対策】異業種・未経験業種への転職でよくある質問と回答例

【面接対策】異業種・未経験業種への転職でよくある質問と回答例

キャバクラなどナイトワーク従事者が夜卒をして、接客業ではない未経験の昼職へ転職をしたい、夜職以外にも働いていたけど異業種に転職したいなどのケースも多くあります。

異業種・未経験業種への転職は新しい分野での挑戦となるため、即戦力になりにくいのが現実です。

しかし、だからと言って諦める必要はありません。即戦力になりにくいというだけで、絶対に転職・就職できないというわけではないのです。

今回は、そんな難しいチャレンジとも言える異業種・未経験業種への転職でよくある質問と回答例をご紹介いたします。

異業種・未経験業種への転職でよくある質問と回答例

異業種・未経験業種への転職でよくある質問と回答例

異業種・未経験業種への転職は新しいチャレンジとなるため、経験の少なさをどうカバーしていくかがポイントとなります。

新しい分野での仕事をしていく上での課題を認識し、回答しましょう。

業務に関する経験やスキルが少ない分、仕事へのやる気や忍耐力などを積極的にアピールすると良いですよ。

1.成功体験はありますか?

「成功体験はありません」と答えるのはNG!「成功体験」への回答は、いわば自己アピールをする時間です。自らアピールする場を無くしてしまうことで、面接官の興味も逸れてしまうでしょう。

あらかじめ自分の「成功体験」の話をまとめて用意しておくことで、スムーズに質問に答えられます。

<回答例>

私の「成功体験」は、居酒屋のアルバイトでホールリーダーを任されたことです。
初めての接客業でしたが、先輩の姿を見ていつか自分も後輩を指導する立場になりたいと考えていました。次第に後輩を指導する立場になり、ホールリーダーを任されたことで、さらに責任感を強く持つようになりました。
後輩を指導したことにより、人に対してどのように話をしたら伝わるのかを学びました。また、接客業ということもあり、お客様への受け答えも重要なスキルだと感じました。今後はこの経験を活かして、相手の気持ちを汲み取れる営業を目指したいと思います。

2.失敗した経験はありますか?

面接官はこの質問で、失敗した際の対応力や物事への捉え方などをチェックしています。

面接官も、失敗しない人間はいないことは分かっています。
そこから何を学び、失敗を通してどのようにレベルアップできたかを知りたいと思っているのです。

学んだことやレベルアップできたことを話すことにより「失敗から逃げない人間」であることを伝えることにもなります。

<回答例>

発注数を間違えた経験があります。
幸い間違いに気づいたのが早かったため、大ごとにはなりませんでしたが、確認不足を反省しました。
この経験から確認作業の大切さを実感し、2重3重とチェックするようにしています。
私一人のミスが会社の信用にかかわるので、同じミスを繰り返さないように心がけています。

3.現在のあなたの課題を教えてください

課題は、目標を持っていないと発生しないものです。今の自分のままで良いと思っている人に、課題は生まれません。課題とは、「こうなりたい」という目標があり、その目標と今の自分とのギャップなのです。

面接官がこの質問をする意図は、主に「常に成長していける人材か」を確認したいからです。

<回答例>

未経験の職種であることから、知識やスキルの少なさを実感しております。
入社後は、業務に関する知識を深めたり、関連する資格を取得したりと早々に戦力になれるよう努力していきたいと思います。

さいごに

【面接対策】異業種・未経験業種への転職でよくある質問と回答例まとめ

いかがでしたか?
今回は、異業種・未経験業種への転職でよくある質問と回答例についてご紹介しました。

自分自身を良く見せたい、もしくは失敗体験に気がつかずに過ごしてきたのか、「失敗した体験はありません」と回答してしまう人がいます。しかし、これはNGです!

自分を良く見せようとしているのであれば、「他の回答も上辺だけのものなのかもしれない」と面接官は考えます。また、失敗体験に気づかず過ごしているのであれば、「何も考えずに過ごしている」と思われたり、「コミュニケーションにも難があるかもしれない」という悪評価に繋がってしまいます。

どうしても失敗エピソードが思い浮かばない!という人は、頑張った出来事や悔しかった出来事を思い返してみましょう。その中から、失敗談を見つける糸口があるかもしれませんよ。

一覧へ戻る