転職活動において、面接は切っても切れないものです。そしてその面接では、身だしなみがとても重要となることは、これまでもお伝えしてきました。
面接に行く際に持つカバンも、身だしなみのひとつです。
普段はリュックを使っているけど、そのままで良いのかな?ビジネスバッグを買うべき? 買うなら形は?色は?など、頭を悩ませている人もいるでしょう。
そこで今回は、面接に持って行くカバンの選び方などについて詳しくご紹介いたします。
面接時だけでなく、客先への訪問時や他社への営業時など昼職への転職後も使えるのでぜひ参考にしてみてくださいね。
面接に鞄は必須!適切な種類や選び方とは
1.荷物が少ないならカバンは不要?
面接にカバンは必要ないと言う人もいるかもしれませんが、それは大きな間違いです。
特に男性の場合は、普段はスマホや財布をポケットに入れてカバンは持ち歩かないという人もいるでしょう。しかし、面接時には履歴書や職務経歴書を持参する必要がある場合がほとんどです。その際に、手持ちでしわや汚れがついていたら、人となりを見る前に不合格の判断をされてしまう可能性が高くなってしまいます。
また、面接の際に企業から資料や書類を手渡されることもあります。
面接を受ける企業の資料や、面接で確認したことをメモする筆記用具を持参するにも、書類をキレイにしまって持ち歩けるカバンは必要なのです。
2.リュックでもOK?
リュックを背負って通勤する会社員の姿を目にしたことがある方も多いですよね。
両手が使えて便利だしビジネスバッグよりも楽という理由から、通勤時にリュックを使用している社会人も増えています。多様性が認められるこのご時世だからこそ、面接もリュックで大丈夫なのでは?と考える人もいるでしょう。
しかし、基本的には面接の場面でカジュアルなリュックはふさわしくないとされています。
その一番の理由は、カジュアルすぎてビジネスシーンに合わないためです。
自社への通勤にリュックをOKとしている企業でも、お客様を訪問する時はリュックNGという企業も多数あります。そうした企業の面接にリュックで行くと、面接官に「ビジネスシーンでの常識に欠けている」という判断をされてしまいかねません。
もちろん身なりだけで判断しない企業もありますし、面接にリュックで行ったから即不採用ということはありませんが、これから面接を受ける企業がどちらのタイプなのか分からないため、リュックは避けるほうが賢明です。
3.肩掛けタイプなら許される?
荷物が重い人は、手持ちのカバンより楽だし重宝するという理由で肩掛けタイプを使用している人もいます。でも面接に行く際は、肩掛けタイプのカバンでも問題はないのでしょうか?
答えは、カジュアルなものではなくビジネスバッグタイプの肩掛けカバンであれば大丈夫です。もし、肩掛け部分が取り外せるのであれば、面接の前に外してカバンの中に入れ、面接時は肩掛けカバンに見えないようにした方が良いでしょう。
面接で浮かないカバンの色や素材って?
●色とサイズ
基本的にカバンの色は、男性なら黒・茶・紺、女性の場合は黒・紺・茶とベージュといったベーシックな色味であれば問題ありません。白でも問題ではありませんが、汚れが目立つ色なのであまりおススメできません。避けた方が無難でしょう。
また、派手な色や奇抜なデザインなどは避けましょう。高価なブランドのバッグも避けた方が良いです。ポイントは、目立ち過ぎないカバンを選ぶことです。
資料など書類の多くがA4サイズのため、サイズはA4が折れずに入るものを選びましょう。
●素材
ビジネスシーンでは革素材のカバンが良いという説もありますが、ナイロンでも特に問題はありません。ただし、面接では足元にカバンを置くことがほとんどのため、自立することが最低条件です。カジュアルなものではなく、ビジネスシーンにふさわしいデザインのものを選ぶようにしましょう。
カバンの開閉部分がチャックタイプの物や、金具で止めるタイプの物があります。
この部分にも悩む方もいますが、きちんと閉まって中の物が見えたり落ちたりしなければ、どちらでも問題ありません。
●ショルダーとトートの2個持ちはOK?
女性は化粧道具など持ち物が多いので、バッグを2つに分けるという人も多いと思います。
通勤時にビジネスバッグとトートバッグを持つのは問題ありませんが、面接時は基本的にはビジネスバッグ1つがオススメです。
面接にバッグを複数持って行き、うっかりどちらかを忘れて席を立ってしまった場合、情報管理意識を疑われてしまう可能性があります。そのようなことを避けるためにも、荷物をまとめられるビジネスバッグ1つの方が良いでしょう。
さいごに
いかがでしたか?
今回は、面接に持って行くカバンの選び方などについて詳しく解説いたしました。
リスタートジョブでは、他にも靴の選び方なども別途コラムにてご紹介しています。あなたのより良い転職活動の一助となるよう、ぜひ参考にしてみてくださいね。