数多くある昼職の中で、子供と関わる仕事に就きたいという方もいるでしょう。
単純に「子どもが好きだから関連する仕事がいいな・・・」とぼんやり考えているけれど、実際にどういう職種があるかは詳しくないという人も多いはず。一番思い浮かべるのは保育士のお仕事でしょう。でもその他の職種はご存知ですか?
子供に関わる仕事には、資格が必要でハードルの高い職種もありますが、誰でも目指しやすい職種もあります。まずは、それぞれの仕事内容や特徴などを理解することから始めましょう。
そんな子供好きの方のために、今回は子供に関わるお仕事について無資格・有資格の両方をご紹介いたします。
子供と関わる仕事とは
子供と関わる仕事は、子供の年齢や仕事の種類、必要な資格などによって仕事内容は異なります。たとえばベビーシッターや保育士などは、乳児期の子供と関わることになります。幼稚園教諭や幼児教室の講師などになれば、幼児期の子供を相手に仕事ができるでしょう。小学校以上の子供たちと関わる仕事もたくさんあります。
また、子供に直接勉強を教える仕事ではなく、子供の来訪が多い場所で働くという選択肢も考えられます。たとえば、子供服を販売している店舗やテーマパークなどで働けば、子供たちが喜ぶ姿を近くで見られるでしょう。
もちろん、主に子供と関わる仕事でも、子供たちだけではなく保護者などの大人ともコミュニケーションを取らなければなりません。
子供と関わる職種10選
1.保育士
子供たちの身の回りのお世話やサポートをすることが主な仕事内容です。
食事や着替えを一人でもできるように指導し、成長を促します。また、集団生活のルールを教えたり、社会性を身につけさせたりすることも重要です。
2.幼稚園教諭
3歳〜就学前の子供へのさまざまな教育が主なお仕事です。
生活のサポートがメインとなる保育士に対して、幼稚園教諭は教育要領に沿った指導を行います。勉強・運動・遊びの中で、何に重きを置くのかは園によって異なります。
3.託児所スタッフ
保育園と同じように、乳幼児の身の回りのお世話をすることが主な仕事内容です。
託児所が設置されている場所は企業や病院内などさまざまで、子供を預かる時間帯も異なります。保護者の勤務時間などに合わせて、臨機応変に対応する必要があります。
教育的な業務を担うことは少なく、保護者が忙しい時に一緒に遊んで見守るような役割です。
4.ベビーシッター
保護者が仕事に行っている時などに、子供の世話を担うことが主な仕事です。
具体的には、おむつの交換や食事、着替えやトイレの補助などを行います。また、子供の遊び相手として絵本の読み聞かせをしたり、一緒に公園に行って遊んだりします。
場合によっては、掃除や料理、洗濯といった家事まで任されるケースもあります。
5.保育園バス運転手
主な仕事は、バスを運転して子供たちを迎えに行ったり、自宅周辺まで送ったりすることです。
たくさんの子供たちを乗せるため、安全確保や安全確認も欠かせません。さらに、バスの清掃を行って、車内や車体を綺麗に保つことも重要な業務です。
6.小児科医
乳幼児〜15歳までの子供を診察し治療することが主な仕事です。
小児科は内科や外科といった分類がないため、とても幅広い知識が求められます。自分で病状を話せない乳幼児も相手にするため、表情や行動から正確に原因を読み取る力が大切です。
また、保護者と相談しながら治療方針などを決めることも、重要な仕事です。
7.看護師
特に子供と関わることができるのは、小児科の看護師です。
治療を怖がって泣いたり暴れたりする子供を、あやしたり、勇気づけたりします。また、子供でも分かりやすいように、病気や治療の説明を行うことが大切です。
子供では理解できない内容について保護者に話したり、相談相手になったりします。
8.管理栄養士
学校で働く管理栄養士の主な仕事内容は、給食の献立を考えることです。
食材を選び調理や衛生管理を行い、食を通して子どもたちと関わることになります。また、請求書などの書類を管理することも重要な仕事です。
9.学校教諭
小中高の学校教諭の主な仕事内容は、幅広い教科を教えて学力や思考力などを向上させることです。
また、適切に指導するために自らも勉強したり、指導計画を立てたりする必要があります。
生徒指導も重要な仕事のひとつです。児童や生徒一人一人と向き合って、規則正しい生活を送るための習慣やクラスメイトと良好な関係を築く方法などを教えていきます。さらに、進学や就職に向けた進路指導も行います。
10.用務員
学校の環境を整備し、児童や生徒が安心して通えるようにサポートすることが主な仕事です。
たとえば、子供たちが掃除しない箇所の清掃や花壇の手入れ、ごみの収集などを行います。蛍光灯の交換や机・椅子の修繕などの業務も担っています。
さいごに
いかがでしたか?
今回は、子供と関わる仕事についてご紹介しました。
直接子どもたちと触れ合う職業から、間接的に関わる職種などさまざまあります。どの仕事も大きな責任が伴い簡単なものではありませんが、得られるものは非常に多いでしょう。
子供が好きな人はぜひ参考にしてみてくださいね。