「仕事で失敗したらどうしよう」「職場でうまくやれるかな？」「怖い上司や先輩がいたら･･･」なんて、働く前から不安を抱えてしまっている心配性なあなた！

新しい環境に身を置くのは、誰だって大なり小なり不安を感じるものです。新人はミスすることも仕事のうち！失敗から学んで成長すれば良いのです。

と言われても、どうしても必要以上に考えてしまうのが心配性の人の性でしょう。

そんなあなたに、心配性な人が昼職で上手に働くためのコツをご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

心配性な人が上手に働くコツ

●同僚との関わり方

普通なら気にならないような小さなことでも、心配性な人は気にしてしまいます。
すぐに不安を口にすると、同僚も心配になってしまいます。何でも口にしないように心掛けましょう。

心配性な性格がマイナスに映る反面、会社の仲間には、細かいことに気がつく人という良い評価になっていることもあります。チームにはいろんな人がいるべきです。自分の性格も役に立つとポジティブに捉えましょう。

●上司との関わり方

心配性な人は、自己評価に反して、細かいことに気がつく点や慎重さを評価されている場合があります。上司はしっかり見てくれていますので、心配事は抱え込まずに相談しましょう。

会社の仕事はチームでやるべきことです。1人の不安は1人で抱え込むことではありません。小さなことでも上司に相談し、自分の性格を把握してもらうことが、上手に仕事を進めるコツです。

●自身の仕事の進め方

心配性な人は、なかなか一歩を踏み出すことができません。会社の仕事には決まったペースがあるため、それに遅れないようにすることが大切です。

心配すべきこととそうでないことをしっかり区別しましょう。何でも不安に感じてしまう自分の性格を分かっているのなら、それが根拠のない不安なのか、現実的に起こり得る不安なのかも分かっているはずです。

「なんとなく」という根拠のない不安には囚われないようにすると良いですよ。

心配性な人に不向きな仕事５つ

1.営業

営業職は成果がすべてです。どんなに準備しても、成果が伴わなければ評価されません。

営業職にはノルマがあります。また、ライバルを出し抜いてでも売上を上げる強い姿勢が必要です。そのため、営業職には第一に、人より高い競争心が求められます。人と争うことが苦手で、ミスを恐れて動けなくなるような過剰に心配性な人にとって、営業職は向かない仕事でしょう。

2.キャリアカウンセラー

キャリアカウンセラーは、相談者の転職支援を行います。仕事だけでなく、家族や人間関係、お金など、さまざまなことを聞きながら、相談者が前向きに行動できるよう支援する仕事です。

キャリアカウンセラーには、メンター的な存在として、人を指導することが求められます。また、個人情報を扱うため、仕事について他人に相談することはできません。心配性な人には向かない仕事でしょう。

3.銀行員

銀行員の仕事は、顧客のお金を預かることです。また、預かったお金を融資や投資で運用するため、重大な責任を伴います。

顧客の大事なお金を預かっている以上、1つのミスも許されない仕事です。ミスを恐れる心配性な人に向いてるように思えますが、小さなことに右往左往したり、一喜一憂したりしては務まらない仕事です。常にどっしりと構えて、迅速かつ正確に行動できる人でないと向かないでしょう。

4.運転手

トラックやタクシーの運転手は、車を単に運転するだけではありません。他にも、多くのプレッシャーに晒されながら仕事をしています。

トラック運転手の場合、指定の時刻までに指定された荷物を確実に届けなければなりません。タクシーなどの運転手も同様ですが、さらに接客というストレスフルな業務が加わります。したがって、プレッシャーに弱く、ストレス耐性のない心配性な人には向かないでしょう。

5.ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーとは、相談者のライフプランにおいて、資産をどのように設計するかの提案を行う仕事です。

ファイナンシャルプランナーは、刻々と変化する経済状況において、お金の不安を抱く相談者に対して、適切なプランを提案する側です。相手を不安にさせないことが大切なので、自分がすぐ不安になってしまう心配性な人には向かない仕事でしょう。

さいごに

いかがでしたか？
今回は、心配性な人が昼職で上手に働くためのコツと不向きな仕事についてご紹介しました。

もしかしたら、「自分で思っていたのとは違う職種が適職かもしれない」などと、新たな可能性に気づかされたという人もいるかもしれません。

まだ起こってもいない心配ゆえに可能性を否定するのではなく、楽天的な気持ちで、失敗を恐れず、転職に挑戦してくださいね。