自分の市場価値って?知る方法と価値の上げ方について

自分の市場価値って?知る方法と価値の上げ方について

今まで自分の市場価値について、考えたことはありますか?今の仕事の業務内容や年収は、果たしてあなたの持つスキルに対して適正なのでしょうか?
もしかしたら、あなたは適正年収よりも低い給料で働いているかもしれません。

「自分の市場価値がわからない・・・」「自分の市場価値を高める方法を知りたい!」転職活動を考えている方のなかには、このように悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、自分の市場価値を知る方法と価値の上げ方についてご紹介します。

自分の市場価値とは?

自分の市場価値とは?

「市場」とは「転職市場」のこと。つまり「転職というマーケットの中で、企業が自分をどのように評価するか」という指標が「自分の市場価値」です。

市場価値を決めるのは、自身にどれだけのポテンシャルが備わっているかという点でしょう。

そのポテンシャルを測るために、企業は「ヒューマンスキル」「テクニカルスキル」「コンセプチュアルスキル」という、ビジネスで求められる3つのスキルで評価します。

この3つの評価が総合的に高ければ高いほど、転職市場での価値が上がります。
市場価値が高い人材は、社内外に限らずキャリアアップを目指すことも容易となるでしょう。

●ヒューマンスキル

ヒューマンスキルとは、人間関係を構築するために必要な能力全般を指します。特にコミュニケーション部分が重視されます。

クライアントと良好な関係を築いたり、プロジェクト遂行のためにチーム内で協力したりと、組織の中で円滑に仕事をするためのスキルです。

●テクニカルスキル

テクニカルスキルとは、業務を遂行するために備えるべき技術的スキルです。

例えばエンジニアであれば、扱ってきたプログラミング言語や、要件定義からテストまで完遂したといった経験がスキルとして評価されます。

スキルの専門性が高いと、市場価値が大きく上がるでしょう。

●コンセプチュアルスキル

コンセプチュアルスキルとは、日本語で「概念化能力」と言われ、複雑で抽象的な問題を、創造的かつ論理的に考えて本質を見極めるスキルです。

つまり正しい答えがない問題に対して、最善策を講じることができる人を指します。経営者や幹部など、マネジメント職に必要とされているスキルです。

<転職活動を経験しないとはっきり分からない>

ひとつの企業に所属している間は、自分の市場価値が分かりません。特に転職経験がない場合、市場価値はもっと不明瞭でしょう。

なぜなら、自分を評価しているのは所属している企業のみだからです。

自分の市場価値をもっとも明確にできるのは、転職活動を通して複数の会社から良くも悪くも評価をもらったときです。

書類選考や面接の結果が採用か不採用か。このような場面で自分の価値がおのずと見えてくるでしょう。

自分の市場価値を上げる方法5つ

自分の市場価値を上げる方法5つ

1.スキルやキャリアを洗い出す

現時点の自分のスキルやキャリアを洗い出して、整理してみることから始めましょう。

スキルは「パソコンの操作が可能」というようなアバウトな表現にはせず、具体的に操作可能なソフトを出すなど、詳しく分析することが大切です。

自分が積んできたキャリアとスキルで、どのような転職が可能なのかシミュレーションをすると、自分に不足しているものが明確になるでしょう。

2.今後のキャリアの方向性を決める

今後自分が目指したいキャリアの方向性は決まっていますか?
目指す業界があるなら、今のうちに身につけておくべきスキルもわかります。

すぐに転職をしないにしても、今の職場で今後の転職の際にアピールできる実績を積むなど、市場価値を高めるチャンスはいつでもあります。

そのために将来の方向性を具体的に考えましょう。

3.スキルに対する明確な実績を手に入れる

スキルを習得するための努力はもちろん大切ですが、スキルを生かした実績を積むことも重要です。

例えば、エンジニアになるためにプログラミングスキルを勉強してもサイト構築の実績がなければ、企業はその人材を正当に評価できません。

明確な実績があると企業も評価がしやすくなります。
習得したスキルに対して実績や実務経験を明確にできるほど市場価値を上げることができるでしょう。

4.キャリアに沿った様々なスキルを身につける

スキルに対する実績を身につける一方で、自分にないスキルを獲得することも市場価値を高める手段として有効です。

新しいプログラミング言語を学ぶことや、アプリやサイトを制作するといった具体的なスキルや、マネジメント経験といったビジネス全般で役立つスキルを身につけることも重要です。

特に、「プロジェクトマネージャーになりたい」というように目指すキャリアが明確な場合、ゴールから逆算して「どんなスキルが自分に必要なのか」を整理し、足りないスキルを獲得することで市場価値を高めることが有効です。

5.実際に転職活動を行う

前提として、転職活動と転職は別物です。転職活動を行うことは、必ずしも入社しなくてはいけない、ということではありません。

書類応募や面接を一度受けてみることで、どんな会社であれば内定が獲得できそうかということをあらかじめ知り、市場における実際の自分の価値を把握することもひとつの手段です。

さいごに

自分の市場価値って?知る方法と価値の上げ方についてまとめ

いかがでしたか?
今回は、自分の市場価値を知る方法と価値の上げ方についてご紹介しました。

自分自身の市場価値を測る方法として、適職診断を利用するのもひとつの手段です。
リスタートジョブでは、無料の適職診断をご用意しています。ぜひそちらも参考にしてみてくださいね。

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