「どうせ上手くいかない」「受からないかも・・・」「失敗しそう」など、面接に対して自信がないという方も多いでしょう。
「面接?そんなの簡単〜!すぐ受かるし大丈夫♪」なんて自信満々な人の方はほとんどいません。とはいえ、少しも自信を持てないままでは選考結果に影響する可能性があります。
そこで今回は、面接に自信が持てない原因とその対策についてご紹介します。
少しでも自信を身につけて、就職・転職活動に活かしていきましょう。
面接に自信が持てない原因と対策
1.準備不足
面接における準備不足とは以下の4点が挙げられます。
- どんな質問をされるのかわかっていない
- 回答の準備をしていない
- 逆質問の準備をしていない
- 面接マナーがわかっていない
事前にしっかりと準備しておかないと「ちゃんと質問に答えられるかな?」「うまくいかなかったらどうしよう・・・」と不安になってしまうのは当然です。
▽対策▽
準備不足からくる自信の無さは、面接前にしっかりと準備を整えることで対策できます。自信をつけたいという人は、すぐに準備に取り掛かりましょう。
2.コミュ障
元々人と話すことが得意ではない人や自分自身はコミュ障だと感じている人は、特に面接官と話すことに対して不安を感じてしまうでしょう。
面接はどうしても企業に評価されているというイメージが強いため、面接官のちょっとした表情や発言がとても気になり、恐怖心からさらに自信をなくしてしまう人もいると思います。
▽対策▽
コミュニケーション能力に自信がない人は「相手の話をよく聞く」ということを意識してみてください。コミュニケーションをとる上で大事なことは、相手の意図に配慮したうえで回答をするということです。
そのため話しを聞く際は「この人の話の意図はなんだろう?」「私に何を聞きたいのかな?」と相手が質問してくる目的を考えながら、話しを聞くようにしましょう。
3.緊張しやすい
緊張しやすい人の特徴として「上手くやらないと」というプレッシャーを自分自身にかけすぎてしまっているということが挙げられます。
また、真面目で責任感の強い人ほど緊張しやすいとも言われています。
程よい緊張感は大事ですが、緊張しすぎてしまうと本来の自分の力が発揮できない可能性があります。緊張しやすいという人は、以下にいくつか対策をご紹介するので、自分に合うものを探してみてください。
▽対策▽
<深呼吸する>
緊張してる時は無意識に浅くて早い呼吸になってることが多いです。
これはあまり良い状態ではなく、場合によってはさらに不安やストレスの悪循環を引き起こしてしまうことがあります。
しかし意識的にゆっくり呼吸をすることで心を落ちつかせ、悪循環から抜け出すことができます。
<水を飲む>
水には自律神経を整える働きがあると言われています。
自律神経を整えることで緊張を抑えることができるため、緊張している時は一口でも良いので水を飲んでみてください。
<首・肩・背中をほぐす>
緊張している際は無意識に身体に力が入っており、筋肉も緊張状態になっています。
そのため緊張しているなと感じた際は弛緩法を行い、筋肉の緊張状態を解消させてあげましょう。
※弛緩法とは、身体の各パーツの筋肉を意識的に緊張させたあと、力を抜いて緩めるという方法です。
4.マイナス思考
面接に自信がない人は「どうせうまく話せない」「どうせ受からない」と落ちる前提でネガティブに考えてしまいがちです。
ネガティブな気持ちのまま面接に臨んでしまうと、その自信の無さは企業側に伝わってしまいます。企業側もプラス思考で仕事に向き合える人とネガティブな人ではどちらを採用したいかは明白でしょう。
▽対策▽
少しずつでもプラス思考で考えられるように、自分を変える努力をしていきましょう。
プラス思考で考えるためには面接のどこに不安を感じているのか、どこが苦手なのかを把握する必要があるため自分について見つめ直すことが必要です。
5.面接にトラウマがある
過去に面接で失敗した経験や理不尽な対応をされたことを引きずって、面接に対して苦手意識を持ってしまった人もいるでしょう。
▽対策▽
ストレス耐性を見るためわざと圧迫面接をした可能性もあります。そのため、もし今後圧迫面接をされた際は「これは本当に怒ってるわけじゃなくて、わざとやってるんだ」と気持ちを落ち着かせるようにしましょう。
過去に失敗したとしても、その企業とはたまたま相性が悪かっただけで、「またうまくいかないかも・・・」と心配しすぎる必要はありません。
面接を受ける際は、1社1社気持ちを切り替えて臨みましょう。
さいごに
いかがでしたか?今回は、面接に自信が持てない原因とその対策方法についてご紹介しました。
自信の無さは思っている以上に相手に伝わるものです。
自信がないと「プレッシャーに弱い」「メンタルが弱い」とマイナスな印象をもたれる可能性があります。
企業側もオドオドしていて頼りなさそうな人より、ハキハキしていて自信を持っている人を選びますよね。
そのため、自分にあまり自信がないという方も、「ハキハキ話す」「背筋を伸ばす」「笑顔」最低限この3つを心がけて就活・転活に取り組むようにしましょう。