在宅ワークの特徴とメリット・デメリットを詳しくご紹介!

在宅ワークの特徴とメリット・デメリットを詳しくご紹介!

コロナ禍で外出自粛要請を受けたことから、多くの企業で在宅勤務やリモートワークが広く取り入れられています。今では完全出社ではなく、出社と在宅勤務を併用する企業も多くなっています。

とはいえ、ナイトワークでしか働いたことがない等、在宅ワークに縁がなかった方もいると思います。家で仕事できるなら良いことしかないのでは?と考える人もいるでしょう。しかし、メリットがあればデメリットもあるものです。

そこで今回は、在宅勤務の特徴とメリット・デメリットについてご紹介いたします。

在宅ワークの特徴

在宅ワークの特徴

▼多様な働き方を選ぶことができる

少子高齢化で労働人口が減少しつつある日本において、多くの人が働ける環境を整えることは急務と言われています。それぞれのライフスタイルに合わせて多様な働き方が求められていますが、自宅でできる仕事は、それを実現できるワークスタイルです。
自宅での仕事は、自由度の高い働き方ができるのが特徴です。これによって、今までは働くのを諦めざるを得なかった人でも働けますし、現在働いている人がダブルワークとして副業で仕事をするという選択肢も増えました。

▼スキルがあれば稼げる場合もある

スキルや能力があれば、会社員よりも稼げる可能性があるのも、自宅でできる仕事の特徴です。
顧客から受注する案件を制作し、納品するのが一般的な仕事の流れとなります。納品した商品やサービスの質が高く顧客の要望を満たすことができれば、継続した受注や高額での受注を得やすくなります。
その結果、会社員よりも収入が高くなるケースはめずらしくありません。特に、専門的なスキルや知識が求められるITエンジニアなどは、高収入を得やすい仕事として人気があります。

▼未経験からでもできる仕事も多い

フリーランサーとして自宅で仕事をする場合、能力が評価されれば高額収入が期待できますが、その一方で、未経験でも参入しやすいのも自宅でできる仕事の特徴です。

たとえば、WEBライターやイラストレーターなど、特に資格がなくても始められる仕事がたくさんあります。未経験からスタートした場合、最初は収入が低いこともあります。しかし、実績を積んで実力をつけていけば顧客からの信頼度が上がりますし、仕事の幅が広がるので、収入アップが期待できます。

在宅ワークのメリット・デメリット

在宅ワークのメリット・デメリット

●在宅ワークのメリット

  • 通勤時間がない
  • 生活のバランスを整えやすい
  • 自分の仕事に集中できる

日本人の平均通勤時間は約1時間20分であると言われています。自宅でできる仕事を選べば通勤時間は0分なので、時間を大幅に節約できます。また、通勤ラッシュが避けられるのも大きなメリットといえるでしょう。

通勤・退勤時間が決められていないので、自由な時間に働けます。仕事の合間に家事ができる、子どもの保育園・幼稚園の送り迎えができるなど、ライフスタイルに合わせた働き方が可能になり、ワークライフバランスを整えやすいのも自宅でできる仕事のメリットのひとつです。

また、自宅でできる仕事は、一人で行う作業が大半です。電話や来客の応対などに煩わされることがなく、自分のペースで集中して仕事ができるのもメリットです。その結果、業務の効率や質が向上し、より良い結果が出しやすくなります。

●在宅ワークのデメリット

  • 相談がしづらい
  • 仕事のメリハリがつけづらい
  • 自己管理能力が必要

在宅ワークは一人で仕事を進めていくため、疑問や問題が発生したときに誰かに相談しづらいというデメリットがあります。
質問や相談を行う場合は、メールやチャットなどのオンラインでやりとりをするのが一般的です。対面で顔を合わせながらの相談ではないため、意思疎通がしにくい、相談をするタイミングがつかめないなど、コミュニケーション不足になる懸念があるのです。

オフィスはビジネスの場ですから、仕事をするための環境が整えられています。しかし、自宅は生活をする場所です。リビングや寝室が仕事場になることも多いですし、子どもが遊んでいるすぐそばで仕事をすることもあるでしょう。
近隣の生活音などの騒音、家族がそばにいる状態で仕事をするなど、仕事に集中できないケースも多く、オンとオフのメリハリがつけづらいのもデメリットです。

また、自由度が高いのがメリットである反面、頑張るのも怠けるのも自分次第です。気を抜くといくらでも怠けられます。極端な例になりますが、仕事をせずにゲームをしたり、漫画を読んだりしていても、とがめる人がいないのです。
自己管理を怠ると、残業をしなければ納期に間に合わない、成果物の品質が低下するなどのデメリットがあります。

さいごに

在宅ワークの特徴とメリット・デメリットを詳しくご紹介!まとめ

いかがでしたか?
今回は、在宅勤務の特徴とメリット・デメリットについて詳しくご紹介いたしました。

自宅でもオフィスと同様、あるいはそれ以上に効率良く仕事をするためには、モチベーションを維持するための自己管理が不可欠です。適切に目標設定を行って、計画通りに仕事を進めていきましょう。

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