「自分の強みがわからない・・・」「どうやったら見つかるの?」と、企業にアピールできる強みが分からず悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
自己PRはどこの企業でも必ずといっていいほど質問されます。
自分の強みを把握していないと選考を通過するのは難しくなってしまうため、選考に臨む前に強みを明確にしておきましょう。
そこで今回は、面接で自己PRするために自分の強みが分からない人がするべきことについて、詳しくご紹介いたします。
自分の強みが分からない原因は?
●強みがないと思い込んでいる
他の人から見たら十分強みであることも自分にとっては当たり前のことであるため、それが強みだということに気づけていないという人もいます。
せっかく素敵な強みを持っているのに、気づけていないというのは非常にもったいないです。
そのため、もし自分の中で当たり前にできること・やっていること、長期間継続していることなどがある人は、それが自分の強みになるかどうか考えてみてください。
●強みとしてアピールする自信がない
自己分析を行い、自分の強みかも?というものを見つけても、「たまたまできただけかもしれない」「もうできないかも」と『これが私の強みだ!』とアピールできるほど、自信が持てないという人もいるでしょう。
謙虚なのは良いことですが、謙虚すぎてしまうとせっかくの強みが失われる可能性もあるため、自分に自信を持ち過去に頑張ってきた自分を認めてあげましょう。
●特別な実績がないといけないと思っている
「強み=特別な実績」と思ってしまっている人も多いと思います。
強みに実績の大きさは関係ありません。企業は特別な能力を持っている人を探すために強みを聞いているわけではなく、その就活生が自社に合うかどうかを確認するために聞いています。
そのため、強みを考える際は他者と比べて優れているかではなく、自分の魅力を一番伝えられるものは何かという観点で考えてみましょう。
自分の強みが分からない人がすべきこと
1.自己分析をする
自己分析を行い、自分の強みとなる得意なことは何か考えてみましょう。
得意なことが出てこないという人は、習慣になっていることや当たり前にできること、何をするのが一番好きかを考えてみると良いですよ。
2.周りの人に聞いてみる
自分で見つけるのが難しいという人は、家族や友達など周りにいる人に聞いてみてください。周りの人に聞くことで、自分では分からなかった強みに気づくことができるためオススメです。
周りに相談できる人がいないという人は、リスタートジョブのエージェントにご相談ください。転職・就活に関する悩みや相談に乗ったり、企業の紹介など、あなたの就活の悩みを一緒に解決していきます。
3.短所を長所に言い換える
強みを考えてみたけど分からないという人は、反対に短所について考えてみてください。良いところを自分で探すのは難しくても、短所であれば簡単に出てくるのではないでしょうか。
短所が思い浮かんだら、その短所を長所に言い換えます。
例えば、「おせっかい」という短所であれば「世話好き」、「神経質」は「几帳面」というように言い換えることができます。
<参考例>
▼短所▼ | ▽長所▽ |
---|---|
我が強い | リーダーシップがある |
頑固 | ストレス耐性が強い |
おせっかい | 世話好き |
没頭しやすい | 努力家 |
流されやすい | 協調性がある |
神経質 | 几帳面 |
理屈っぽい | 論理的 |
計画性がない | 行動力がある |
飽き性 | 好奇心旺盛 |
抱え込みやすい | 責任感がある |
心配性 | 計画性がある |
優柔不断 | 柔軟性がある |
プライドが高い | 負けず嫌い |
さいごに
いかがでしたか?
今回は、面接で自己PRするために自分の強みが分からない人がするべきことについてご紹介しました。
企業は採用活動を通して、自社に貢献してくれる人材を求めています。つまり、面接官にこの人は「自社で活躍する素養がある」と思わせることが大事なのです。
強みをアピールする際は、最後に今伝えてきた強みをどのように志望企業の業務に活かしていくかまで伝えるようにしましょう。
いくら良い強みであっても、その企業で活かせるものでなければ採用したいと思ってもらえません。選考を受ける前に業界研究・企業研究を行い、志望企業の業務内容について具体的に把握しておくと良いですよ。