好きなことを仕事にしたい!メリット・デメリットを把握しよう

好きなことを仕事にしたい!メリット・デメリットを把握しよう

誰もが「好きなことを仕事にできたらな・・・」と、一度は思うのではないでしょうか。

しかし好きなことを仕事にするというのは簡単なことではありません。仕事となると好きだけでは成り立たないことも多々あります。「好きなことを仕事にするのはやめた方がいい」「好きなだけは続かない」そう言われても、やっぱり好きなことを仕事にしたい!と思う方もいるでしょう。

好きなことを仕事にするか決める前に、まずはメリットやデメリットを把握し、やっていけそうかしっかりと考えることが大切です。

そこで今回は、好きなことを仕事にする際のメリットとデメリットについてご紹介いたします。

好きなことを仕事にするメリット

好きなことを仕事にするメリット

▼モチベーションが維持しやすい

仕事をしているとつらいこと、大変なことはたくさんあります。しかし、それが好きなことに関する仕事であれば、熱意で乗り切れる可能性が高いです。

さらに、今はまだ将来の目標がない人でも、良いモチベーションを維持した状態で仕事に取り組んでいるうちに目標が見つかるかもしれません。

▼ストレスが溜まりにくい

仕事をしているとどうしてもストレスを感じる場面はあると思います。これは好きなことを仕事にしていても同じです。

興味のない分野の仕事をしている場合、「なんでこんな思いをしながら働かなきゃいけないんだ・・・」とうまくストレスを解消することができず、働くこと自体が苦痛に変わってしまう可能性があります。

しかし、好きな仕事をしている場合は「つらいこともあるけど、この仕事で頑張りたい!」とうまくストレスを解消し、仕事に対して前向きに取り組めるでしょう。

▼やりがいを感じやすい

ただ日々淡々と仕事をこなしている人より、好きなことを仕事にしている方がやりがいを感じやすいと言えるでしょう。

「好き=興味がある」ということであるため、好きなことを仕事にするということは自分の仕事に興味を持って働けるということです。

自分の仕事に興味がある人は、自社の製品がどこかで使われているのを見かけるだけで嬉しい気持ちになり、「もっとたくさんの人に使ってもらえたら嬉しいな、使ってもらえうように頑張ろう」とやりがいを持つことができるでしょう。

▼スキルが上がりやすい

嫌々仕事をしている人はなかなか自分から知識をつけようと勉強したりすることは少ないと思いますが、好きなことを仕事にしている場合は、その勉強も好きなことに関するものであるため、インプットが苦に感じないでしょう。

積極的にインプットをしていくうちにスキルや知識をどんどん習得することができ、気づいたらより責任のある仕事を任されるなど、ステップアップも見込めるかもしれません。

好きなことを仕事にするデメリット

好きなことを仕事にするデメリット

▼嫌いになってしまう可能性がある

当然仕事となると好きなことでも楽しいだけではありません。大変なこと、イライラすること、悲しいことなど、今まで趣味としてやっていた時とは違い、ネガティブな気持ちになることもあります。

このようなネガティブな気持ちによって、徐々に好きなことに対する熱意がなくなり、仕事だけでなく好きなこと自体が嫌いになってしまうというリスクもあります。

▼周囲と比べて自信を失くす可能性がある

社会に出ると自分よりも能力がある人はたくさんいます。そのため好きという理由だけでその業界に飛び込んでしまうと、周りとの差にコンプレックスを感じてしまうこともあるでしょう。

コンプレックスを感じることで「好きなことなのにできない・・・」と自分を卑下してしまい、さらに自信をなくしてしまうという悪循環に陥ってしまうリスクもあります。

▼こだわりが強すぎて逆効果になるケースもある

好きだからこそより完成度を高くしたいと思いこだわりすぎてしまった結果、納期に間に合わないなど生産性が低くなってしまうことがあります。

他にも主観を入れすぎてしまい、クライアントが求めているものと全然違ったものになってしまったというケースもあるでしょう。
こだわりを持つことは大切なことですが、仕事をする上ではこだわりが強すぎても逆効果になってしまうこともあるため注意が必要です。

▼私生活に影響が出やすい

特に好きなことに没頭しやすいタイプの人は要注意です。

仕事に没頭しすぎて睡眠不足が続き、身体を壊してしまうということもなくはありません。

また、仕事ばかりに熱中しすぎて、家族や友達、恋人など、自分にとって大切な人と過ごす時間をないがしろにしてしまうと、気づいたら大切な人を失っていたという悲しい結末もあり得ます。

仕事に没頭するのは良いことですが、オンオフの区別をつけることはとても大切です。

▼理想とのギャップが大きい可能性がある

好きなことに携わる仕事がしたいという理由で選んだ仕事でも、最初から好きなことに携われるとは限りません

例えば「テレビ番組を自分で作りたい!」と思い制作会社に入社したとしても、最初から番組を作れるわけではなく、最初はリサーチだったりキャストへの出演依頼だったりと自分で作れるようになるまで時間がかかります。

どれくらいかかるか、もしくは入社してすぐ携われるかは企業によって異なりますが、入社してから思い描いていた理想像とのギャップに「思ってたのと違う・・・」と、離職してしまうケースもあります。

さいごに

好きなことを仕事にしたい!メリット・デメリットを把握しようまとめ

いかがでしたか?
今回は、好きなことを仕事にする際のメリットとデメリットについて詳しく解説しました。

好きなことを仕事にするのがダメというわけではありませんが、好きという気持ちだけでは選考に受かるのは正直難しいです。

好きだということを伝えるのは良いですがそれで終わってしまってはアピール不足です。自分はこの企業で何を成し遂げたいのか、それを成し遂げるために自分の強みをどのように活かしていくのかを伝えましょう。

せっかく良い夢や強みを持っていても、抽象的で面接官に伝わらないというのが一番もったいないですよ。

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