手先を使う仕事は子どもの頃から細かい作業が得意だった人にとっては興味がある仕事になることが多いでしょう。世の中には手先が器用でない人もいるので、手先が器用なのは仕事探しをする上で有利になります。
手先を使う仕事には多くのメリットがありますが、デメリットもあります。また、『手先を使う仕事』とは一体どのような仕事なのでしょうか?パッと思いつくのは2~3の職種くらいではないでしょうか。
そこで今回は、手先を使う仕事とメリット・デメリットについてご紹介いたします。
手先を使う仕事とは
手先を使う仕事とは、手を使って何かを作ったり、動かしたりする仕事のことです。
手先が器用な人は、その特性を存分に活かせるでしょう。トーク術が問われる仕事もありますが、ほとんどは手を動かすだけで話術が問われることはありません。どのように作るかを考えることが要求されるので、手だけを使うというイメージを持っていた人は、「想像していたのと違う」と思われるかもしれません。
手先を使う仕事と聞くと、工場でのものづくり、家での編み物やアクセサリー作りをイメージする人も多いでしょう。しかし、手先を使う仕事は他にもあります。この仕事も手先を使う仕事だったのか、と新たな発見があるかもしれません。
▼手先を使う仕事に就くメリット
- 得意を活かしやすい
- 仕事によっては働き方が柔軟
- より専門的なスキルを磨きやすい
もともと趣味でやっていた得意なことを仕事にできるので、基礎が身についています。仕事を始めた後は、応用を身につけることでスキルアップが可能です。
得意なことを仕事にするので、仕事への高いモチベーションを維持できます。
手先を使って出来上がった成果物により仕事が評価されるので、仕事によっては場所を選ばずオフィス以外でも働くことが可能です。
また、特定の技術を磨くことで、さらに専門分野を極めることができます。
パティシエなら洋菓子作りのスキル、医者なら治療スキルといった具合に、深く勉強すればするほど仕事に活かせます。
▼手先を使う仕事に就くデメリット
- 技術だけでなくスピードも求められる
- 集中力が必要
- 需要が無くなると働き口がなくなる
成果物の技術力の高さ以外にも、お客様を待たせないためのスピードが重要です。
同じくらいのレベルのライバルがいると、仕事が早いほうに持っていかれる可能性があります。
手先を使う仕事は、同じような作業を行うことになるので、集中力を切らさないようにする必要があります。
集中力がないと仕事の出来上がりが悪くなる、もしくはいつまで経っても終わらないという事態になりかねません。
また、将来的にAIやロボットで代用できるようになると、人手が不要となり、需要がなくなる可能性もあります。他の人にはない自分らしさ、自分だけができることを増やすようにしましょう。
手先を使う仕事10選
1.WEBデザイナー
WEBデザイナーの仕事は、ヒアリングやWEBサイトのデザインを行うことです。
コーディングや画像加工のスキルが求められます。
2.イラストレーター
依頼主の要望に合わせてイラストを作成するのが、イラストレーターの仕事です。
ソフトを操作するスキルやコミュニケーション能力が求められます。
3.WEBプログラマー
仕様書をもとに、WEBシステムのプログラミングすることが仕事です。
4.WEBライター
WEBサイト上に掲載する文章を書くことが、WEBライターの仕事です。
手先を使う仕事としてのパソコンスキルの他に、リサーチ力やコミュニケーションスキルが求められます。
5.パタンナー
デザイナーの描いた画をもとに、パターンを作成するお仕事です。
手先の器用さの他、平面を立体として見る力などが求められます。
6.ネイリスト
ネイルケアやネイルアートを行います。
デザイン性のあるネイルを塗るスキル、コミュニケーション能力が求められます。
7.美容師
カットやカラー、パーマなどの施術を行う、手先を使う仕事です。
8.パティシエ
ケーキや洋菓子などを作るお仕事。
手先の器用さや体力が求められます。
9.ハンドメイド作家
オリジナルの作品を作って販売することが、ハンドメイド作家の仕事です。
インターネット販売であれば、写真技術なども必要です。
10.ソーイングスタッフ
パターンをもとに、布製品の縫製をするお仕事。
集中力や同じ作業を繰り返す忍耐力が求められます。
さいごに
いかがでしたか?
今回は、手先を使う職種とメリット・デメリットについて詳しくご紹介しました。
仕事の成果が目に見えづらい仕事をしていると、自分のしていることが他の人の役に立っているのかどうか実感しにくいことでしょう。
手先を使う仕事では成果が目に見えやすいので、そうでない仕事に比べてやりがいを感じられるのではないでしょうか。
手先が器用、もの作りがしたいという人は、ぜひ参考にしてみてください。