『神経質な人』と聞くと、ちょっとネガティブなイメージがあるかもしれません。あんまり向いてる仕事は多くないかもしれないなぁ・・・なんて考えてしまう方もいるでしょう。
神経質な人でも大きなストレスなく続けることができる仕事、むしろ神経質でない人よりも活躍できる仕事もあります。ネガティブなイメージを持たれがちな神経質という性格は、環境次第では周りと差をつける大きな武器になり得るのです。
そこで今回は、神経質な人の特徴と向いてる仕事について、詳しくご紹介いたします。
神経質な人の特徴
神経質な人の多くは、こだわりが強い完璧主義者です。
そのため、与えられた仕事も自分が納得いくまでのレベルに仕上げなければ落ち着かない、ということがよくあります。そのこだわりから心配性な面もあり、ミスが無いかを人一倍気にしてしまいます。それが原因で、与えられた仕事の完成に時間がかかってしまうことが多いのも特徴です。
一方で、その神経の鋭さを活かし、細部まで細かい配慮が行き届いた作業をこなすことができるという面もあります。こだわりの強さを上手い方向に向ければ、仕事の完成度が頭1つ分飛び抜けるという人が多いです。また、他人からどう見られるかを気にして、言葉遣いやマナーをしっかりと心得ていることが多いという特徴もあります。
▼神経質な人の長所
- 細かい部分に目が届く
- 足りないことに気づくのが早い
- 期日前行動できる
神経質な人は、普通の人ならスルーしてしまう細かい部分にも気が付くため、細部まで気が使える注意深い人という印象を持たれています。
時間、人材、物資などの数の間違いや不足にいち早く気が付き、トラブルになる前に事前に対応できます。たとえば会議やイベントの際には確認を怠らないでいてくれるので、周りの人間は安心感があるでしょう。
また、常に期日を守って行動できるので、しっかりしている性格だと捉えられています。安心して仕事を任せることができる、という評価を受けることが多いです。
▼神経質な人の短所
- 他人の言動が気になる
- 承認欲求が高い
- ストレス耐性が低い
神経質な人は、周りに迷惑をかけたくない、低く見られたくないという性格の人が多く、他人の言動が必要以上に気になってしまうことがあります。
常に十分な評価を得ていないと不安に感じてしまうため、承認欲求が高い傾向にあります。成果に対して十分な反応が無いと、それを否定と捉えてしまいがちです。
また、完璧主義のために、全てが上手くいっていないと気が済みません。何かミスがあったり、叱られたりすると、完璧が傷つけられたと感じ、精神的なストレスになってしまいます。
神経質な人に向いてる仕事5つ
1.プログラマー
神経質な人が向いてる仕事である理由は、1つの作業に没頭できる点です。
末端のプログラマーは与えられたものをひたすらこなすだけなので、ミーティングも少なく、接客対応もほぼありません。余計なことに神経を分散させずに、1つのプロジェクトに集中できるのです。
また、些細なミスも許されないので、細かいところに気が付く人が有利になります。
2.経理事務
経理事務が神経質な人に向いてる仕事である理由は、経理がミスを許さない職種ということです。
会社のお金に関することなので、間違いがあれば不正にお金が動いてしまいかねません。自分の会社が困るだけならまだしも、取引先などにも被害が及び、信用問題にかかわるので、厳重な注意が必要です。経理事務になる人間は、神経質でなければいけないのです。
3.映像クリエイター
動画の撮影や編集、加工は想像以上に地道な作業です。1つ1つの工程をきめ細かくこなしていく能力が役に立ちます。
また、神経質な人は他人からどう見られるのかを気にしがちです。その特徴を利用すれば、作品が第三者からどう見られるのかを適切に把握できるでしょう。
4.グラフィックデザイナー
グラフィックデザイナーはクライアントの依頼内容を的確に把握し、それに忠実な作品を仕上げなければいけません。
そのため、感覚で何となく作業を進めてしまう人は不向きで、細部までクライアントの意向に沿ったものになっているかに注意できる人が上手くいく職業なのです。他人の意見に過敏になりがちな神経質な人にとって、向いてる仕事と言えるでしょう。
5.機械工
神経質な人が持つ特徴である、正確さ、細部への気遣い、完璧主義を存分に生かせる仕事です。設計図どおりに正確に組み立てる以外に正解は無く、完璧が求められます。
また、神経質な人が煩わしく感じる人間関係も、機械工業界では少ない傾向にあります。自分の能力を存分に発揮し、苦手分野を避けないのなら、機械工は向いてる仕事でしょう。
さいごに
いかがでしたか?
今回は、神経質な人の特徴と向いてる仕事について、詳しくご紹介しました。
神経質な人は、正しい環境、人間関係、自己分析によって最大限の力を発揮します。大事なのは、自分を正しく理解して、できることとできないことを明確にし、それに合わせた仕事を探すことです。
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