事務系の仕事を探している方の中には、データ入力の仕事が気になっている方も多いのではないでしょうか。データ入力の仕事は、働きやすさから幅広い年代の人が活躍できます。
また、在宅での仕事も多いため、家事や育児をしながら働きたい方にとっても、挑戦しやすい仕事です。
データ入力の仕事はバイトでの募集が多いですが、パートや派遣、社員でも募集している企業はあります。名前の通りデータをPCで入力する仕事と分かりますが、実際何のデータを入力するのかあまりイメージがつかない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、データ入力の仕事内容や仕事のポイントなどについて詳しく解説していきます。
データ入力の仕事とは
データ入力の仕事とは、手書きのデータやアンケートの回答などを、PCを使ってフォーマットに入力していき、保存をすることが主な業務になります。
自宅のPCにExcelやWordがあれば できる仕事なので、一般的なオフィスワーク以外にも在宅ワークで働くこともできます。そのため、副業として在宅でデータ入力を仕事にしているという人も多くいます。最近では、PCがない方でも、スマホだけでできるデータ入力の仕事も登場しています。
「データ入力」とひとくちにいっても、その働き方は会社によってまちまちで、データ入力のみをおこなう場合もあれば、コールセンターなどではオペレーターとしての電話応対に付随する業務という形でデータ入力を行う場合もあります。
また、法律事務所などの会社は顧客応対や書類作成などの事務全般の仕事の中にデータ入力が含まれている場合もあります。具体的な業務内容については応募の際に、問い合わせをすると良いでしょう。
▼入力する主なデータ
入力する「データ」の幅はかなり広いです。メジャーなところだと名簿や名刺から顧客情報を入力したり、紙で交わされた契約書の内容、売上伝票の記録、アンケートの回答を入力するなど多岐にわたっています。
他にも手書きのメモや原稿、画像やPDFデータに書かれた文章、音声データの書き起こしなどがあります。
データ入力の仕事をする際のポイント
データ入力の仕事を始めるにあたって、継続的に仕事を続けていくために意識しておくべきポイントがいくつかあります。特に在宅ワークの場合は1つひとつの仕事の評価が継続した仕事に繋がるので、さまざまな点を意識して仕事をすることが大切です。
1.情報管理を徹底する
仕事で渡されるデータには個人情報や顧客情報など重要な情報がとても多いです。企業は信頼してデータを渡してくれているので、信頼関係を崩さないためにもデータを取り扱う際には十分な注意が必要です。情報の記載された資料を外に持ち出さないことはもちろん、PCから誤って情報を流出させないように対策をしましょう。
オフィスワークの場合は会社のPCを利用することがほとんどですが、在宅ワークの場合は自分のパソコンで作業することになります。もしウイルスに感染していた場合、情報が流出するリスクは非常に高くなりますので、自分のPCで作業する場合は必ずセキュリティソフトを入れてウイルス対策ができているPCを使うようにしましょう。
もちろん仕事で得た情報を他人に話すことはNG。最近はSNSなどつい仕事のことを漏らして問題になってしまうということもありますので、プライベートな内容であっても、SNSで投稿する際には機密にあたる内容が含まれていないかどうか十分にチェックしてから投稿するようにしましょう。
2.納品前に必ずチェックを行う
データの入力ミスは仕事の評価につながります。仕事を続けていくためにはミスのない入力を行うことが重要です。しかし、どんなに注意を払っても人間はミスをするものです。なので、納品前に入力ミスがないか、入力に漏れがないかなどを必ずチェックするようにしましょう。
データ入力は正確性が重視されますので、必ずチェックする習慣をつけておくことが重要です。スケジュールに余裕があれば、時間を置いてダブルチェックするような体制を整えておくと、より正確性の高い納品ができます。
3.こまめに休憩を取る
1日中PCに向かい合って入力作業を続けていると疲れがたまり、集中力が低下します。そのまま我慢しながら作業を続けているとミスにつながるおそれもありますので、一定時間ごとに休憩時間を取ってリラックスするようにしましょう。
だらだらと続けるよりもこまめに休憩を入れつつ作業をしたほうが、結果的に集中力が持続して仕事の効率アップに繋がります。
さいごに
未経験から始められて事務仕事に必要なスキルを習得できるデータ入力は、とても人気の高い仕事です。
コツコツと根気強く作業を進めていくのが好きな人や、性格的に慎重な人はうってつけですし、効率化アップの工夫やスキルアップのための勉強も必要となる奥深い仕事であるといえるでしょう。
少しでも気になる方は、自分の性格や理想とする働き方にマッチする仕事なのかを考えた上でチャレンジしてみましょう。