大手・中小・ベンチャー企業の違いって?後悔しない転職をするために
転職でお祈りメールを見るたびに「これで本当に良いのかな?」「このままでは後悔するかも・・・」と考えている人も多いかと思います。
大手志向が強く、中小企業等を視野に入れていなかったことも考えられるでしょう。そもそも大手や中小企業、ベンチャー企業の違いがよく分からないまま転職活動をはじめている方もいるかもしれません。
そこで今回は、大手企業と中小企業、ベンチャー企業の違いや企業規模を広げる際にやり直すべきことをご紹介いたします。
ES(エントリーシート)提出や面接を行う前に、中小企業とは何か?大手企業等との違いは何があるかを理解しておきましょう。
大手企業・中小企業・ベンチャー企業の違いは?
▼大手企業
昇進等を重視する人にとっては勤務年数に比例してキャリアを築かないといけないことに苦しさを感じるかと思いますが、安定性を求めている人には働きやすい環境でしょう。
<働き方>
- 福利厚生が比較的整っている
- 自由度が高め
<収入面>
- 職種等によって給料が高め(平均月収約38万円)
<裁量権>
- 決められた業務しかできない可能性がある(業務量の幅が狭い)
<キャリア>
- 勤続年数と比例している企業が多い
- 職種の転換がしにくい
<その他>
- 安定企業が比較的多い
- 社会的信頼性や資金力がある
- ネームバリューがある
<思考性>
- 安定した企業で働きたい
- プライベートとの両立を求めている
- ルーティンワークや団体行動が得意
▼中小企業
中小企業庁等の中小企業関連立法によると、政令によりゴム製品製造業(一部を除く)は、資本金3億円以下または従業員900人以下、旅館業は、資本金5千万円以下または従業員200人以下、ソフトウェア業・情報処理サービス業は、資本金3億円以下または従業員300人以下を中小企業としています。
新規事業等にも挑戦したい人にとっては物足りなさを感じやすいですが、アットホームな環境で働きたい人にとってはマッチしやすいでしょう。
<働き方>
- 転勤の可能性が低い
- 新規領域に挑戦しにくい
<収入面>
- 職種等によって大手企業よりも低め(平均月収約32万円)
<裁量権>
- 裁量が大きい
<キャリア>
- 勤続年数と比例している企業が多い
- 幅広い仕事に携われる
<その他>
- 既存事業をメインに行うことが多い
- 社員数が少ないのでアットホーム
- 経営陣との距離が近い
<思考性>
- アットホームな環境で働きたい
- 幅広い仕事に携わりたい
- 自分の意見を発信、反映させたい
▼ベンチャー企業
チャレンジ精神がない人にとっては環境とのギャップに苦しく感じてしまうかもしれませんが、成長意欲がある人はやりがいを感じやすいでしょう。
<働き方>
- やってみたい!に答えてくれやすい
- 福利厚生が整っていないこともある
<収入面>
- 成果次第で昇進スピードが早いので給料がアップしやすい
<裁量権>
- 裁量が大きい
<キャリア>
- 成果次第で昇進が早い
- 幅広い仕事に携われる
<その他>
- 真意領域に挑戦しやすい
- 不安定なところがある
- 経営陣との距離が近い
<思考性>
- チャレンジ精神持って働きたい
- 成長していきたい
- 自分の意見を発信、反映させたい
転職先の企業規模を変えるならやり直したいこと3つ
企業の規模感によって、働き方やキャリア等が変わってきます。そのため、調べていた業界や企業内容等だけでは情報が足りないということがあります。そのため、再度4つの対策を行って、これからの転職に備えましょう。
1.自己分析
まずは、自分がやりたいことや興味のあることが中小やベンチャー企業で行えるのかを再確認してみて下さい。
自分軸と大きなズレがある場合は、本当に中小企業で良いのかを考え直さないといけなくなります。面接等の段階でやり直さずに済むように、再度自己分析をやり直しておきましょう。
2.業界・企業研究
大手志向になっていたのであれば、業界や企業の情報収集に偏りがあるのかもしれません。幅を広げ、行きたいと思える企業に出会うためにも業界や企業研究をし直してみましょう。
中小やベンチャーを探すことが難しいという人は、転職エージェントを利用してみるのも1つの手です。リスタートジョブでは情報提供だけでなく、様々な業界や企業の中からあなたにマッチした業界や企業を紹介いたします。
3.ES・面接対策
企業規模によって働き方等が変わるため、必然と企業のカラーや求めている人材も変わってきます。そのため、自分の書いたESが企業が求めている人材とマッチしているかの再確認してみてください。
また、面接ではESで書いた内容をきちんと自分の言葉で話せるのかを確認しましょう。
さいごに
いかがでしたか?
今回は、大手企業と中小企業、ベンチャー企業の違いや企業規模を広げる際にやり直すべきことについてご紹介しました。1番良い転職は、自分が納得感を持って転職先を決め、後悔しない選択をすることです。
企業規模を変更することは勇気がいりますし、分からないことも多いかと思います。それでも幅を広げてみようと思った気持ちを大切にするためにも、不安や悩みを持っている場合は1人で抱え込まずにリスタートジョブのエージェントにご相談ください。