夜職から昼職へ転職。キャバや水商売の仕事経験を活かせる職種は?

夜職から昼職への転職を検討している方から、以下のようなお悩みがリスタートジョブに寄せられます。

  • 一般職は全くの未経験で不安
  • 履歴書に書ける職歴がない
  • アピールできる資格やスキルがない
  • 夜職に偏見のある会社が多いのでは?

新しい一歩を踏み出そうとするとき、不安はつきもの。慣れ親しんだ夜の現場を離れて、異業種へ転職となればなおさらでしょう。

ご安心ください、夜職で培った知識や経験は就職で有利になります。
ここではキャバクラ、ガールズバー、クラブ、ラウンジ、スナックなどの水商売で働く方が歓迎されやすい職種についてご紹介いたします。

夜職の知識や経験を活かせる職種

■美容関係職

化粧品売り場

活かせるスキル:美容の知識+コミュニケーション能力

キャバ嬢やホステスにとって美の追求は欠かせないもの。出勤前に何時間もメイクアップしたり、オフの日にもスキンケアやエステサロンに通うという方も少ないでしょう。そんな経験やノウハウを活かせるのが、美容関係のお仕事です。

資格の取得や美容専門学校を卒業している必要はなく、業界未経験でも応募できる求人が多数。美容知識以前に、「お客様に喜んでもらいたい」という気持ちが一番大切になります。お客様の悩みや疑問に寄り添ってアドバイスするので、ナイトワークで培ったコミュニケーション能力も発揮できるでしょう。

就職先は、百貨店、化粧品専門店、ドラッグストアなどがあります。

<職種例>
・美容部員(ビューティーアドバイザー)
・化粧品販売員
・ビューティーカウンセラー
・メイクアップアーティスト
・エステティシャン

■営業職

スマホを触るポニーテールの女性

活かせるスキル:コミュニケーション能力+交渉力+目標達成意識

水商売は会話で人を楽しませる仕事であり、また初対面の人や目上の人を接客する機会が多いため、ナイトワーカーにはコミュニケーション能力や交渉力が培われます。顧客との信頼関係を構築していく営業職で力を発揮できるでしょう。また、キャバクラやクラブでの指名競争やノルマ経験から、売り上げや成績への意識が強く、目標達成に向けたプロセスを考えられるのも強みになります。

高い専門性は求められず、コミュニケーション能力とやる気があれば誰でもチャレンジしやすい営業職。様々な業種での求人募集があり、女性向け商品(化粧品・下着など)、保険、教育、住宅関係などが人気です。

<職種例>
・法人営業
・個人営業
・内勤営業(テレフォンアポインター・カウンターセールスなど)

■事務職

電話しながらメモを取る茶髪ロングヘアの女性

活かせるスキル:コミュニケーション能力+気配り+言葉遣い+礼儀作法

昼職への転職を希望するナイトワーカーから人気の職種。事務職と一口に言ってもさまざまな種類の仕事がありますが、どの業界にいても重要になるのは、他者とうまくコミュニケーションをとること、そして業務を円滑にすすめるための周囲への細やかな配慮や気づかいです。その点では水商売の接客経験が大きな武器になるでしょう。また、電話応対や接客なども多いので、夜の世界で身に付いた言葉遣いや礼儀作法などのマナーも仕事に活かすことができます。

受付事務や秘書は会社の顔にもなりますので、華やかな世界で活躍していた容姿端麗なキャバ嬢やコンパニオンは採用率が高いと言われています。

<職種例>
・一般事務
・営業事務
・経理事務
・人事事務
・総務事務
・受付事務
・秘書

夜職に偏見のある会社も残っている

多様性が認められる社会になったとはいえ、水商売やそこで働く人への偏見が残る会社が存在しているのが残念な現状です。「過去にキャバ嬢だったことが会社にバレてクビになった」というアナウンサーの話もありますし、夜職経験は必ずしも就職で有利とは限りません。

官庁、銀行など、いわゆる保守的な業種は、履歴書応募の段階で不合格となってしまう可能性が高いようです。応募前に会社の採用傾向をリサーチをしておくのが無難と言えるでしょう。

転職活動の前に、まずは自分の知識や経験を整理しよう

机の上のパソコン・めがね・コーヒー・スマホ・メモ帳・えんぴつ

夜職から昼職への転職だからといって、自分の経歴に引け目を感じる必要はありません。多くの企業は応募者の人柄や会社にどのように貢献してくれるかという点を重視しています。まずは自分の知識や経験を整理して、次のステップへ進みましょう。

ナイトワーカーのための転職サイト「リスタートジョブ」では、未経験OK、研修制度が充実している求人情報が豊富です。元夜職のスタッフもいますので、昼職への転職でお困り・お悩みの際はお気軽にご連絡ください!

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