「面接に全然受からない・・・」「自分の何がいけないんだろう?」
転職活動を進めるなかで、なかなか面接に受からずこのような悩みを持っている方もいるでしょう。
不採用になりやすい人については、別途コラム『全然採用されないのは何故・・・?不採用になりやすい人の特徴』にて詳しく解説しています。こちらも参考にしてみてください。
面接対策もしているのにな・・・という方もいますよね。それ、もしかしたら間違った対策をしているのかも?
そこで今回は、面接の評価基準と面接で避けるべきNGワードについてご紹介いたします!
面接での評価基準
「面接では何をチェックされてるんだろう・・・?」と評価基準がわからず不安になってしまう人もいると思います。
企業の面接では、主に下記4点が評価基準とされています。
- 第一印象、基本的なマナー
- 企業の理解度が高いか
- 自社で活かせるスキルがあるか
- 価値観が合うかどうか
面接選考を通過するためには、面接の評価基準を知っておくことは非常に重要です。そのため、面接に臨む前には必ず評価基準を理解しておくようにしましょう。
そもそも面接に自信が持てない、面接対策がわからない、という方は、別途コラム『【面接対策】面接に自信が持てない原因と対策方法について』も参考にしてみてください。
面接で避けるべきNGワード
面接では避けた方が良いワードが存在します。
知らずに使ってしまうこともあると思うので、なぜこれらのワードを避けた方が良いのか知っておきましょう。
▼希望する職種はありません
面接では希望職種について聞かれることが多くあります。
その際に「希望する職種はありません」と伝えてしまうと、志望度が低いイメージを持たれてしまう可能性があります。
企業側は自社に対する志望度はもちろんチェックしています。「将来的に~~のような目標を達成したいので、〇〇という職種を志望しています」と将来のキャリアのことも考えている人と、「職種は特に希望はありません」という人では当然前者を選びますよね。
志望度をアピールするためにも希望職種は予め考えておきましょう。
▼〇〇な仕事はしたくありません
誰でも苦手な仕事や避けたい仕事があるのは当然だと思いますが「〇〇な仕事はしたくありません」とはっきり言ってしまうのはあまり良くありません。
この場合はしたくない仕事を伝えるのではなく、したい仕事についてアピールするようにしましょう。
例えば「営業はやりたくない」という場合は「営業はやりたくありません」と伝えるのではなく「企画職に興味があります」と企画職に就きたい理由や何を成し遂げたいかを伝えるようにしてください。
▼成長させてもらえると思いました
スキルだけでなくポテンシャルも重視しているケースも多く、企業は意欲や将来性を見ています。
そのため「成長させてもらえる」という受け身の発言をしてしまうと、「この人はあまり意欲を感じないな」とマイナスな印象を持たれてしまう可能性があります。
成長させてもらえるではなく”自分で”成長していくというアピールが大事です。
▼福利厚生に魅力を感じました
たしかに福利厚生は企業を選ぶ際の重要な要素です。しかしそれを企業を選んだ理由として挙げるのはやめた方が良いです。
企業は自社に貢献してくれる人材を採用したいと思って採用活動を行っているため、福利厚生に魅力を感じたということを理由にしてしまうと「この人は自社で活躍しなさそうだな」と判断されてしまいます。
活躍できない人材は企業側からしても必要ありません。
そのため志望動機を伝える際は福利厚生ではなく、「志望企業で何を成し遂げたいのか」をアピールするようにしましょう。
▼特にありません(逆質問)
企業は逆質問を通して「志望度」「コミュニケーション能力」「質問力」をチェックしているため「特にありません」と言ってしまうと、せっかくの上記3つの能力についてアピールする場を失ってしまう可能性があります。
せっかくのアピールチャンスを自ら潰してしまうのは非常にもったいないです。
さらに「質問はない」と言ってしまうと、企業への関心がないと判断されてしまうかもしれません。
いくら企業研究を事前に行っていてもその企業について全て知り尽くすというのは不可能であるため、必ず質問すべきことはあるはずです。
志望度をアピールするためにもできる限り逆質問は行うようにしましょう。
▼企業理念を教えてください(逆質問)
逆質問は必ずした方が良いですが、「企業理念を教えてください」のような企業HPなどを見ればすぐにわかるような質問をするのも逆効果です。
志望している企業であればHPは必ずチェックしますよね。そのため企業のHPを見ていないことが伝わってしまうと、志望度が低いと思われてしまうのは当然です。
逆質問の場は社員さんに直接お話を聞ける貴重な機会でもあるので、ネットではわからない働いている人だからこそ答えられる質問をするようにしましょう。
さいごに
面接に慣れていなかったり苦手意識を持っている人は、回答を丸暗記して面接に臨もうとしてしまうことも多いです。しかしそれではただ原稿を読んでいるだけの印象になってしまい、熱意を伝えることは難しいと言えます。
企業は面接を通してその人の志望度をチェックしているため、ただ暗記して話すだけになってしまうのは非常に勿体ないです。
そのため、面接練習では回答を一語一句正しく言うということよりも、どう話したら相手に一番伝わりやすいかを考えて話す練習を心がけると良いですよ。