仕事選びで重要なことは、自分自身の資質と能力を正確に把握しておくことです。自己分析をしっかりしておくことで、選択肢が絞りやすく、自分に合った会社を見つけることができる確率をアップさせることができます。
入社してから「こんなはずじゃなかった・・・」という事態にならないためにも、きちんと自分自身のことを理解しておくようにしましょう。
夜卒をお考えの方、または夜卒をして昼職への転職活動中の方のなかで、素直な性格と言われたことがあるという人もいるでしょう。
そんな素直な性格の人に向いてる職業とは、一体どんな業種なのでしょうか?
そこで今回は、素直な人に向いてる仕事の特徴と企業側の評価について、詳しくご紹介いたします。
素直な人が向いてる仕事の特徴5つ
1.コミュニケーションが大切
コミュニケーションが大切な仕事の特徴は、とにかく人との関わりが多い仕事ということです。人と関わる仕事というと、接客業や営業職などが思いつきますが、プロジェクトをチーム構成で行う仕事もメンバー同士のコミュニケーションが重要になってくるのでそれに該当します。
素直な人は誰に対しても平等に接することができる性格なので、コミュニケーション能力が高い人が多いです。そのためコミュニケーションが大切な仕事はその力を十分に生かすことができるといえます。
2.顧客課題を解決する
顧客の課題を解決する仕事の特徴は、能力が高ければ多くの顧客から求められる存在になることができます。
素直な人は相手の話に傾聴することが上手な人が多い傾向があります。そうした性格から、顧客の悩みを親身になって聞くことができるため、顧客に寄り添いながら課題解決をしていくことができるのです。
3.顧客の想いを実現する
とにかく相手が何を求めているかを知ることが大切です。
相手の想いや願いを実現した時は、大きな達成感を得ることができます。また顧客からの感謝もダイレクトに得られるため、やりがいのある仕事でもあります。
素直な人は固定観念なく相手の話を聞くことが得意な人が多いため、相手が何を求めているのか正確に聞き取ることができます。
4.傾聴力が活きる
聞き上手な人ほど顧客満足度が高く、人気が出ればそれだけ多くの報酬を得ることができます。
素直な人は、自分の考えをまっすぐに発信できる力がありますが、それと同じくらい、相手の言葉をまっすぐ受け取る力があります。傾聴はそうした相手の言葉を素直に受け取る力が重要視されるので、とても向いている職業といえるでしょう。
5.冷静な判断が求められる
あらゆる状況においても、現実を受け止め、最善の判断が求められるお仕事は、的確な判断によってトラブルを回避したり問題を解決したりという達成感を得ることができます。
素直な人は、目の前の状況を素直に受け止める力があり、物事をややこしく考えすぎるということがありません。そのため、状況判断がうまく、余計なことに左右されないで解決に導くことができます。
素直な人に対する企業側の評価
▼ポジティブ評価
- 人からの意見を聴ける
- モチベーションが安定している
- チームに欠かせない調整役
素直な性格の人はもともと優れた傾聴力を持っているため、人の話を聞くことがとても上手です。それが仕事の面で発揮されると、人からの意見をきちんと聞ける人という評価につながるのです。
また、純粋に仕事に向き合い、自分に与えられた仕事を頑張ることができるので、周囲からはそうした良い評価が得られる傾向があります。
素直な人はどんな人でも受け入れる懐の広さを持っている人が多いため、調整役として評価されることが多いでしょう。
▼ネガティブ評価
- 余裕が無いことが多い
- 目標設定が苦手
- 自分の意見に自信が持てない
素直な人は人の意見に耳を傾けることが上手なため、人の意見を聞きすぎてしまい、余裕がなくなることがあります。
素直な人は他人が大切という気持ちが強いあまり、自分の意見に関しては自信をもって発言できない傾向があります。
また、他者の意見を柔軟に受け止めることができますが、他人に流されやすく、その分自分の考えを持つのが苦手という人が多い傾向があります。そのため、自分自身の目標設定が自分でできないという方が多いのです。
さいごに
素直な人の長所でもある「人の意見を聞くことができる力」が、良くない評価になることを防ぐためには、ある程度聞き流す力が必要です。すべてを受け止めなければいけないという考えを捨てて自分の身を守りましょう。
ネガティブ評価を払拭するためには、自分の意見を積極的に述べていく姿勢を見せることが大切です。人にはそれぞれ違った感覚がありますから、相容れない意見が出るのは当たり前です。恐れず頑張ってみましょう。