
4月は進級や就職など新生活のはじまりでもありますが、退職・転職には季節はあまり関係ありません。転職したものの、すでに退職したい・・・と考えている人もいるかも?
「円満に退職したい・・・」「最終出勤日までに何をすれば良いの?」なんてお悩みの方もいるでしょう。
辞めると決めたなら、業務の引き継ぎや挨拶周り、片付けなどやるべきことがたくさんあります。
そこで今回は!最終出勤日までにやっておくことと退職挨拶で意識することについて詳しくお届けいたします。
最終出勤日までにやるべきこと3つ
円満退職するためには辞めた後に、上司や同僚に迷惑をかけない状態を作っておくことがポイントです。
1.最終出社日の2~3か月前
退職の意思を固めたら、まず会社の就業規則を確認しましょう。会社によって退職に関する規則が定められている場合があります。
その後、退職の意思を上司へ伝えます。
残っている有給休暇を含めて最終出社日と退職日を、上司と相談の上決定します。
2.最終出社日の1か月前
上司に退職の承認をもらった上で、退職願を提出しましょう。
後任が決まっている場合は引継ぎ資料の作成に取り掛かり、いつまでに完了させるかスケジュールを後任と調整していくことが大切です。
3.最終出社日の2~3週間前
お世話になった取引先への挨拶をしておきます。
後任がいれば引継ぎの挨拶を兼ねて一緒に訪問し、退職する旨を伝えます。
直接伺うことが難しい場合は、退職の挨拶メールを送っておきましょう。
退職挨拶で意識すること
最終出社日には退職挨拶のスピーチをする機会を設けられることが多いです。
最後の挨拶になるため、失敗しないように最終出社日のスピーチのポイントをおさえておきましょう!
▼スピーチに盛り込みたい3つの要素
- 退職する旨の報告
- 感謝の言葉と具体的エピソード
- 会社や同僚の今後の活躍を応援する言葉
これらの3つの要素を簡単に盛り込むことで、短すぎず長くなりすぎず、ちょうどよいスピーチの長さになります。
▼お世話になった方の顔を見ながら話す
人前で話すというのは緊張して、視線が下を向いてしまいがちです。
しかし、退職挨拶はみんなの顔を揃って見れる最後のチャンスでもあります。しっかりとお世話になった方々の顔を見ながら、感謝の気持ちを伝えましょう。
▼会社に対する批判はNG
退職の挨拶の中では、会社や社員に対する批判やネガティブなことを言うのはNGです。
自分はその場で言えてすっきりするかもしれませんが、言われた側はこれからもその会社で働いていく人たちです。決して良い気はしないでしょう。
これから残って働く人達のことも考え、最終出社日のスピーチはあまりネガティブな内容にならないようにしましょう。
さいごに
いかがでしたか?
今回は、最終出勤日までにやっておくことと退職挨拶で意識することについて詳しくご紹介しました。
退職に際して、会社への配慮はもちろん大事ですが、自分自身が損をしない退職日を知っておくことも大切です。
キャリア形成を考えると空白期間はできるだけない方が良いです。そのため、転職先への入社前日を退職日とするのがベストだといえるでしょう。
その他にもボーナス支給日当日には在籍しているようにする、迷惑を掛けない時期を選ぶ、求人が多く出ている時期に辞める等も損をしないタイミングの条件です。