
以前、不器用な人について詳しくご紹介しました。(別途コラム「不器用な人ってどんな人?向いてる仕事もあわせてチェック!」を参照)
不器用な人にも向いてる仕事はありますし、むしろ企業から重宝されるケースもあるんです。でもやっぱり不器用だから自信がない・・・なんて人もいるでしょう。
そこで今回は、不器用な人に向いてる仕事の特徴と企業側の評価についてご紹介いたします。
不器用な人に向いてる仕事の特徴5つ
1.ワークフローが決まっている
業務の流れが決まっているため、困ったことがあっても、マニュアルを参照すれば解決できます。
自分で仕事のやり方を考える必要がなく、指示に従って仕事をすればよく、不器用な人でも取り組みやすいのです。
2.自分主体で進められる
自分主体で進められる仕事の特徴は、マイペースで納得できるまで取り組めることです。
柔軟な対応やスピードが求められる仕事ではないので、不器用な人との相性は良いでしょう。
器用ではなくても、丁寧な仕事ができるのが不器用な人の良いところです。自分主体の仕事と性格的に合っています。
3.コミュニケーションがシンプル
メールやチャット、シンプルな応答のみで対応できるのが特徴です。
黙々と一人で仕事に取り組めるのが不器用な人にとって良い点でしょう。
人との会話が多い仕事と違って、相手に悪い印象を与える心配がありません。他人の目を気にせず、仕事に打ち込めます。
4.スピードより正確さが求められる
拙速ではなく、確実性が求められるのがこの種の仕事の特徴です。
スピードを要求されず、自分のペースでゆっくり取り組める点が不器用な人に合っています。
仕事はゆっくりでも丁寧に手を抜かず仕事に取り組める、不器用な人の性格にぴったりです。
5.ゴールが設定されている
不器用な人は、根気があるのが性格的な特徴です。ゴールがあれば、面倒でも愚直に取り組んでいけるでしょう。
ゴール達成が何よりも求められるため、柔軟な対応は苦手でも、粘り強く頑張れる人に向いています。
不器用な人に対する企業側の評価
▼ポジティブな評価
- 最後まで諦めないで続けられる
- 何事にも集中を切らさない
- 自己肯定が強すぎない
不器用な人は、一つのことを最後まで諦めないで取り組めるという、良いところがあります。任された仕事は一つ一つ丁寧に取り組み、最後までやり抜く姿勢を大事にしましょう。
マルチタスクは苦手ですが、逆に一つのことなら何にでも高い集中力を発揮できる面が評価されやすいです。
また、自己肯定感が強すぎると、自分に対する否定的な意見を受け入れないという短所につながります。不器用な人にはそれがないため、謙虚と評価されることがあるのです。
▼ネガティブな評価
- 変化のある仕事を任せにくい
- マネジメント職に就かせるには不安
- スピードを求められない
変化の早い仕事の場合、不器用な人は考えすぎて動けなくなり、ついていけないのではないかと思われがちです。
不器用な人は自分が不安なので、周囲の人を上手に使いこなせません。人と積極的にかかわる、素早い意思決定を心がけるなどを習慣化すると、モチベーションが高まるとともに、徐々にマネジメント能力も高まりますよ。
また、不器用な人は失敗を恐れるあまり、考えすぎて仕事の手が止まることがあります。スピードを要求される仕事の場合、それが良くない評価につながる理由です。
仕事のスピードを高め、その評価が事実でないことを証明すると良いでしょう。
さいごに
いかがでしたか?
今回は、不器用な人に向いてる仕事の特徴と企業側の評価について詳しくご紹介しました。
変化の多い仕事でも、慣れれば対処できるようになります。諦めないことが大切です。
また、仕事の目的や全体像を事前に把握することで、何を優先的にやるべきかがわかり、仕事のスピードが上がりますよ。