【回答例あり】「考えすぎる短所」をポジティブに伝えるには?

考える、悩む女性、OL

使う単語や言い回しなどで言葉の伝わり方が大きく変わるケースはよくあります。
「考えすぎる」という短所も、伝え方によっては面接官に与える印象が、プラスにもマイナスにも大きく変わります。

面接官に好印象を与えるためには、話の構成をしっかり準備することが不可欠です。

そこで今回は、「考えすぎる短所」の好印象を与える伝え方と回答例について、詳しくご紹介いたします。

※短所が考えすぎる人の特徴については、別途コラム『面接で短所を聞く理由って?短所が「考えすぎる」人の特徴』にて解説しているので参考にしてみてください。

好印象を与える「考えすぎる短所」の伝え方

ポイント、ひらめき、電球が描かれたメモとペン

1.短所の内容を簡潔に述べる

短所を伝える際は、言い訳や長い前置きは不要です。
「私の短所は、物事を深く考えすぎてしまうところです」というように、まずは結論をシンプルに伝えましょう。

冒頭で結論を提示することで、面接官に『どんな特性を持っている人か』が明確に伝わり、その後の話も理解してもらいやすくなります。

2.短所が表れた具体的な場面を紹介する

次に、その短所を裏付ける、具体的なエピソードを伝えましょう。

例えば、「サークルのイベント企画で、失敗を避けたい思いからあらゆるリスクを想定してしまい、意思決定が遅れてしまった経験があります」というように、正直に状況を説明します。

このように、具体的な背景や状況、どのように考えすぎたのかを説明すると、ただの自己評価ではなく、実体験に基づいた短所であることが伝わります。

3.どう向き合っているか・改善のための工夫を伝える

短所を伝えるだけで終わらせず、『その短所にどう向き合っているか』『どのように改善しようとしているか』を語ることで、前向きな印象を与えましょう。

例えば、「情報収集の時間をあらかじめ決めるようにし、必要以上に悩まず次の行動に移すことを意識しています」や、「迷ったときは周囲に相談することで、視野を広げ、柔軟に判断できるよう努めています」といった具体的な工夫を加えると、自分を客観視し、改善努力ができる人だという印象に繋がります。

4.強みにもなることを最後にさりげなく伝える

最後に、自身の短所が見方を変えれば強みにもなることをさりげなく伝え、話をポジティブに締めくくりましょう。

例えば、「深く考える傾向があるからこそ、物事に対して丁寧に取り組み、ミスを未然に防ぐことができると感じています」と補足することで、注意深さや慎重さといった良い側面を印象付けることができます。

タイプ別!「考えすぎる短所」の回答例

レ点、チェック、ポイント

▼情報を集めすぎて迷子になるタイプ

私の短所は、情報を集めすぎてしまい、決断までに時間がかかってしまうところです。
前職で、チームで調べ課題の発表を担当した際、「より正確で信頼できる情報を使いたい」という思いから、インターネットだけでなく論文や蔵書の資料も徹底的に調べてしまい、チームの進行が少し遅れてしまったことがありました。
ただ、その経験を経てからは、「情報収集にはここまで」「〇日までに決定する」と自分の中で期限を設けて行動するようにしています。必要な情報を見極める意識が生まれたことで、効率も意識できるようになりました。
慎重さは時に強みになると考えているため、入社後はその特性を活かしながらも、スピード感を持って判断・行動できるよう努めていきたいです。

▼細かいところまで気になりすぎるタイプ

私の短所は、細かい部分まで気にしすぎてしまうところです。
前職でイベントのポスター制作を担当した際、文字の配置や配色、余白のバランスが気になり、何度も微調整を重ねてしまいました。納得できるまで修正を繰り返した結果、提出が予定より1日遅れてしまい、チームに迷惑をかけてしまったことがあります。
それ以来、「全体の目的やスケジュールを優先すること」を意識し、細部にこだわりすぎないよう心がけるようになりました。今では「8割の完成度で一度提出し、フィードバックを受けながら仕上げていく」という進め方を取り入れています。
細かい部分にも目を配れることは、品質向上に貢献できる強みでもあると考えています。入社後は、求められるスピードと精度のバランスを意識しながら、丁寧かつ効率的に業務を進めていきたいです。

▼過去の失敗を繰り返し思い出してしまうタイプ

私の短所は、過去の失敗を何度も思い返してしまい、なかなか気持ちを切り替えられないところです。
前職でプレゼン発表を担当した際、話す順番を間違えてしまった経験があり、それ以降も「また失敗したらどうしよう」と不安になり、同じような発表の場で緊張しやすくなってしまいました。
しかしその経験から、「準備で自信をつける」ことを意識し、資料作成の見直しや事前練習に時間をかけるようになりました。また、失敗したときは「紙に書き出して反省→改善案を考える」ことで、気持ちの整理もできるようになってきました。
このように、同じミスを繰り返さないように学びを活かせる点は、自分の強みでもあると感じています。入社後も、経験を次に活かしながら、着実に成長していけるよう努力してまいります。

▼周囲の目を気にしすぎてしまうタイプ

私の短所は、周囲の目を気にしすぎてしまうところです。
前職でグループ発表をおこなった際、「発言が的外れだったらどうしよう」と不安に感じ、意見を言うタイミングを逃してしまったことがあります。結果的に、自分の提案を伝えられず、後からチームに迷惑をかけてしまったと反省しました。
それ以降は、「まずは一度発言する」ことを自分のルールにし、意見があってもすぐには話せないときは、メモに残して後で必ず共有するようにしています。
この経験から、周囲を意識しすぎる面は、場の空気を読みながら配慮できる力にもなると感じています。入社後は、相手の立場を想像しながらも、自分の意見を伝えることを大切にして、良いチームワークに貢献したいです。

▼自分の能力や考えに確信が持てないタイプ

私の短所は、自分の能力や意見に確信が持てず、慎重になりすぎるところです。
前職でのディスカッションの際、「自分の考えは的外れかもしれない」と不安に感じ、他の人の意見を優先しすぎてしまう場面が何度かありました。その結果、積極的に発言できず、議論に十分貢献できなかったと感じています。
そこで現在は、まず自分の考えを紙に書き出し、「なぜそう思ったのか」を整理してから伝える練習をしています。また、発言後に振り返って改善点をメモすることで、自信にも繋がってきました。
この慎重さは、裏を返せば周囲の意見を尊重しながら調整できる力でもあると感じています。入社後は、協調性と丁寧な思考を活かしながら、着実に仕事の幅を広げていきたいと考えています。

さいごに

人差し指を立てる女性

いかがでしたか?
今回は、「考えすぎる短所」の好印象を与える伝え方と回答例について詳しくご紹介しました。

「考えすぎる」という短所も、ポイントや構成を考えることで、面接官にポジティブな印象を与えることができます。あなたらしさを活かしながら、好印象を残すことができる伝え方を身につけましょう。

一覧へ戻る