コロナ禍によりナイトワーク業界も大きな打撃を受けました。お店が一時営業停止になったり、お客様の来店数が激減したり、今後を考えて昼職へ転職しようかな・・・と夜卒しようと思っている女性も少なくありませんよね。
でも、どうせなら結婚・妊娠・出産という転機を迎えた後も復職しやすい職業の方が良くないですか?せっかく転職するなら手に職をつけたい!そんな女性のために、今回はおすすめの福祉系の職種をご紹介いたします。
手に職をつけるメリットとは?
特別なスキルや経験があると何かメリットはあるのでしょうか?
- 休職しても復職・復帰しやすい
- 年齢に関係なく長く働ける
- 時給・基本給が高くなりやすい
このように、魅力的なメリットがあるのです!
求人情報で「必須条件」や「〇〇歓迎」「経験者優遇」などの文言を見かけませんか?スキルや経験、資格を持っていると条件の良いお仕事を見つけやすくなります。また、即戦力として重宝されることにも繋がります。
働きながら手に職をつけるオススメの福祉系5選
1)医療事務
医療事務は、病院やクリニックでの事務や経理が主なお仕事になります。
一般的な事務とお仕事内容は大まかには同じですが、受付業務・外来クラーク・会計業務・入退院受付業務・請求事務業務などがあり、医療の専門知識も必要とされます。
勤務先の病院やクリニック、地方か都心部かなどでお給料はかなり変わってきますが、初年度の年収は250万円ほどで平均年収としては300~400万円と言われています。
また、資格や学歴がなくても就ける仕事ですが、資格を取得することが医療事務になる1番の近道といえます。
専門学校などに行かなくても、通信講座で資格を取ることが可能です。医療事務の通信講座は複数あり、数万円程度で資格取得のための学習ができます。資格取得までの期間は最短で1か月からと言われています。
2)看護師
看護師は、病院やクリニックで医師が患者の診察や治療を行うときのサポートをしたり、患者のケアをするお仕事です。
看護師には専門看護師と認定看護師があり、細かくみると専門看護師にはがん看護・小児看護・急性/重症患者看護などたくさんの種類に分けられます。
勤務先は大学病院・公立/私立病院・クリニックなどがあります。
看護師のお給料は、夜勤などもあることから比較的高い傾向があります。もちろん勤務先によって差はありますが、平均年収は450万円ほどと言われています。
ただし、看護師になるには国家試験に合格して看護師免許を取得する必要があります。高校を卒業後に法律で定められた専門学校・短大・四年制大学などで最低3年以上勉強をし、国家試験に合格をして看護師になるのが一般的です。
3)介護福祉士
介護福祉士は、日常生活が困難な高齢者や身体・精神に障害のある方の食事や入浴や排泄など、身体介護を行うお仕事です。
介護福祉士の試験は国家資格であり、筆記以外にも実技があったりと難易度が高いため、取得するために最低でも1年程度の勉強は必要になります。勤務先にもよりますが、平均年収は400~500万円となっており、それ以上のお給与をもらえる職場もあります。
4)ケアマネージャー(介護支援専門員)
ケアマネージャーは、高齢者やその家族から介護の相談を受け、介護保険サービスを受けられるようにケアプランの作成をすることがお仕事となります。
正社員だけでなくパートとして働けるケースもあります。パートの場合は時給1500円程と比較的高時給です。正社員の場合、平均年収は450万円と言われています。
ケアマネージャーになるには、公的資格が必要です。介護支援専門員実務研修受講試験を受けて合格する必要があり、この試験を受けるためには実務経験が必須となります。
さらに、試験に合格しても32時間以上の研修を受けることが必要であり、修了すると介護支援専門員証が交付され、ケアマネージャーとして活動することができるようになります。
5)心理カウンセラー
心理カウンセラーは、ひきこもり・不登校児・摂食障害・心的外傷後ストレス障害者など心の問題を抱えている方の行動療法や精神分析療法など、心理療法でサポートするお仕事です。
国家資格はなく民間資格が多数あり、一番有用性が高いと言われている民間資格が「臨床心理士」の資格です。就職先は多岐に渡り、実力や経験によっても異なりますが、平均年収は300~400万円と言われています。
心理カウンセラーになるには、大学の心理学部・専門学校・通信講座などで資格を取る方法があります。通信講座は15万円ほどものもありますが、相場は3~5万円くらい。約3〜6ヶ月で取得可能とされています。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、手に職をつけたい女性にオススメの福祉系職業をご紹介しました。
今後の夜卒や転職・就職活動にぜひ参考にしてみてくださいね。