少子高齢化社会の今、女性の社会進出がどんどん加速しています。近年では、妊娠・出産後も子どもを預けて働きたいという女性が増えてきてはいるものの、まだまだ女性と男性が同じキャリアを作ることは難しく、収入面から見ても男女の差がありことが分かります。
結婚・出産を経て、子育てが一段落してからでも社会復帰をしたいと考える女性も少なくありません。女性でも稼げるようになるために、もっとも早い近道は手に職をつけること。今回は手に職をつけたい女性におすすめなリフレなど癒し系の職種についてご紹介いたします。
手に職がつけられる仕事の特徴
女性が手に職をつけられる仕事の特徴は、人の心や体のケアなど女性ならではの感性や優しさを活かして働ける職業が多い点です。
ネイリスト、エステティシャン、美容師などは女性を美しくするための職業であり、女性に特化したサービスが求められる分野でもあります。こういった業界は、技術があれば何歳になっても活躍できる可能性があり、好きなことを仕事にして長く働きたいという女性におすすめの仕事とも言えるでしょう。
働きながら手に職をつけるオススメの癒し系職4選
1)セラピスト
セラピストは治療や療法をおこなう人のこと。治療院・マッサージ店・エステ系のサロンなどでお仕事をします。理学療法士や鍼灸師、柔道整復師といった人たちも広義のセラピストに該当します。
目の前の人を癒し、喜んでもらえるやりがいのある仕事なので、人と接するのが好きな方にはとてもおすすめです。
大抵は業務委託やアルバイトといった雇用であるケースが多く、正社員にはなりづらいと言われているため、年収は200~300万円台の人が多いです。完全歩合制や自宅開業する場合だと給与の幅は上下します。
資格の取得には約1年ほどと言われており、通信講座などで取得が可能です。
2)エステティシャン
エステティシャンは、ボディケア・痩身・脱毛・フェイシャルなど全身美容に関わるお仕事です。
20代での平均年収は200万円くらいが相場ですが、30歳代前後になると平均年収は300~400万円ほどになると言われています。
エステティシャンは仕事をするうえで特別な資格を必要とされる職業ではありませんが、エステティシャン養成学校などの専門学校に通ってサロンなどに就職するのが一般的なルートです。
その他に、エステティシャン養成のための通信講座もあるので、時間やお金に余裕がなくても働きながら資格を取ることはできます。通信講座で約25万~30万円程度で、資格取得にかかる期間は約6か月と言われています。
3)アロマテラピスト
天然植物から抽出したエッセンシャルオイルを使って芳香療法をするのがアロマテラピストの主なお仕事です。
芳香理療とは匂いによるリラクゼーション方法で心と身体をリラックスさせてストレス解消などを促す療法のこと。
勤務先はアロマ専門ショップや美容サロンやアロマトリートメントサロンやアロマスクールなどと幅広いのですが、平均年収は200〜300万円程度と言われています。
アロマセラピストには国家資格はありませんが、民間資格である「アロマテラピー検定」や「アロマテラピーアドバイザー検定」などがあります。
独学で検定の勉強をするなら書籍代など1万円を超えることはありませんが、専門学校や通信講座の場合は費用がかかってきます。専門学校の場合は2年間で200万円ほどかかるコースもあれば、なかには300万円ほどの費用が必要になる学校もあります。
通信講座の場合は10万円もかかりません。アロマテラピー検定2級の取得には、大体2週間~1ヶ月程度かかると言われています。
4)ヨガインストラクター
ヨガインストラクターは、ヨガスタジオやスポーツクラブなどでヨガの呼吸法や瞑想、アーサナ(ポーズ)を指導するお仕事です。
ヨガスタジオで正社員として勤めた場合の平均年収は250~400万円と言われています。また、フリーランスとして活動している人も多く、1レッスンあたり3000円ほどが相場。そのため、集客がうまくいけばかなり収入を得ることが可能です。
ヨガインストラクターには国家資格などはありませんが、ヨガの知識がなければ雇ってもらうこともフリーランスとして活動することも難しいです。
そのため、ヨガインストラクターになるには講師養成スクールに通ったり、通信講座でヨガに関する知識をつける必要があります。
代表的な資格が全米ヨガアライアンスで、日本のヨガインストラクターのほとんどがこちらの資格を持っています。この資格を取ることがヨガインストラクターへの一番の近道と言えるでしょう。資格取得に必要な期間は200~500時間と言われています。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、手に職をつけたい女性にオススメの癒し系職業をご紹介しました。
今後の夜卒や転職・就職活動にぜひ参考にしてみてくださいね。