新卒以外での就職や転職には、履歴書の他に職務経歴書の提出を求める企業が多くなっています。でも職務経歴書って何？どうやって書くの？と疑問に思っている方も少なくないですよね。今回は、そんな職務経歴書の準備方法や書き方などについて詳しくご紹介いたします。
職務経歴書とは
まずは職務経歴書が何かについて見ていきましょう。
職務経歴書とは、業務経験とスキルを確認するための書類です。応募者がこれまでにどのような仕事に携わり、どのような経験や技能を持っているのか、またそれをどう活かすことができるのか？と採用担当者に伝えるものになります。大体A4サイズの用紙1～2枚程度にまとめるのが一般的となります。
職務経歴書って売ってるの？
アルバイト経験などがある方はコンビニなどで履歴書を購入したことがあるかと思います。一部のスーパーや百円ショップなどでも販売されていますよね。最近は職務経歴書も同様にコンビニやスーパー、百円ショップなどで購入することが可能です。
職務経歴書の書式・フォーマット
職務経歴書には決まった書式はありません。だからこそ、それぞれの応募者の個性やスキルを見られる機会であるとも言えるでしょう。
店頭で売られている職務経歴書も何種類かあるケースもあります。また、ネット上にもさまざまなテンプレートが無料でダウンロードできるようになっています。
でも、とりあえずで選ぶのはNG！年代別に職務経歴を記す「編年体形式」と、キャリアの内容ごとにまとめて職務経歴を説明する「キャリア体形式」など、どれを選んだ方が良いかはその人にキャリアによって異なります。
安易に既存のテンプレートを使うのではなく、自分自身のキャリアに合った形式を選択することが大切です。
職務経歴書を書くための準備
①これまでの経歴を振り返る
時系列で勤務先ごとに「誰に」「何を」「どうしてきた」か、仕事内容を書き出してみましょう。こうすることで今まで経験してきた業務だけでなく、自分自身が得意とする分野や身につけたスキルなどを整理することができます。また、仕事での成果や実績、評価されたことや自分自身の特徴、仕事に対するスタンスも書き出してみましょう。
②応募先企業との接点をみつける
職務経歴書を書く際、企業側から見て採用したいと思えるかどうか？を考えることが重要です。自分自身の経歴の振り返りと同じく、入社を希望する企業・職種の仕事にも「誰に」「何を」「どうする」かを分析し、どのような人が活躍できるか想像してみると良いですよ。
職務経歴書を書くときの５つのポイント
採用担当者は忙しい日々の業務の合間に、多数の応募書類を選考します。短い時間で「会ってみたい」と感じてもらうために、第一印象が良く分かりやすい書類に仕上げる必要があります。
- 見やすいレイアウト
- 読みやすい文章
- 分かりやすいキーワード
- 具体的な数字
- 丁寧で誠実さや意気込みを感じさせる
箇条書きが簡潔な文章の基本です。自分本位で長くならないよう注意しましょう。また、企業側が興味を持ちそうな経験・知識・能力を意識したワードを盛り込むと良いでしょう。
「〇〇を頑張ってきました」よりも「1日平均〇件の～」など、具体的な数字を交えると分かりやすくなります。そして、丁寧に仕上げることで好感を持ってもらえますし、積極性や意気込みも忘れずにアピールしましょう。
職務経歴書の書き方
職務要約＝あらすじ
職歴を分かりやすく伝えましょう。自分自身の仕事にキャッチフレーズをつけたらどうなるか、を意識して100文字程度にまとめてみましょう。
職務経歴＝内容
業務内容は「どこで」「誰に対して」「どんなことをしてきたか」「具体的な成果」が分かるように書きます。具体的には、在職期間・会社名・規模・自分が行った業務内容・実績を記載します。また、会社の規模や実績などは数字で表すと分かりやすいでしょう。
工夫・PR ポイント
実績・成果を上げるための工夫点や業務において意識したことを簡潔に記載します。
資格・スキル
業務と関連する資格・スキルを持っている場合は、必ず記載しましょう。特にない場合は「特になし」と記載します。フォーマットになければこの項目は不要です。
自己PR=アピール
自己PRは文章または箇条書きで記載します。どの企業でも通用するビジネスパーソンとしてのコアスキルを簡潔に記載しましょう。箇条書きの場合は3つほど、文章の場合は3行以内が目安です。
最後に
今までナイトワークの経験しかない、という方もいますよね。リスタートジョブでご紹介している企業は元ナイトワーカー歓迎の企業ばかりなのでご安心ください！
でも夜職の経験って書いて良いの？どう書けば良いの？と悩む方も多いはず。リスタートジョブでは応募書類の書き方もレクチャーしています。何をどう書けば良いか、アピールポイントの見つけ方など一緒に考え作成していきます。
一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
