女性も働きキャリアを重ねるこの時代、結婚・妊娠・出産など人生の転機を経ても仕事を続けたいと考える方は数多くいます。まだまだ産休や育休の制度がない企業もあり、なかなか難しい・・・と感じている方も少なくないでしょう。そんな人生の転機を迎えても仕事に復帰しようと考えたとき、やはり手に職があるのと無いのとでは大きな違いです。
これから夜卒しようとお考えの方も、どうせなら手に職をつけたいと思いませんか?転職・就職活動をしようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
手に職・・・どんな資格を取るべき?
手に職をとはいうものの、一体どんな資格を取れば良いのでしょうか?
世の中にはたくさんの資格が溢れています。その数は日本における国家資格だけでも200以上、その他の資格も含めれば1000以上にもなります。
資格のネーミングを見ても「え?それって資格なの?」と思ってしまうようなものもありますよね。例えば、温泉ソムリエなんてものもあるんです。
女性が手に職をつけたいと思った時、一体どんな資格を取るのが良いのでしょう?
今回は美容系にスポットを当ててご紹介していきたいと思います。
働きながら手に職をつけるオススメの美容系3選
1)ネイリスト
ネイリストのお仕事は、人の爪や指先を美しく見せるためにさまざまな手入れをすることです。爪の形を整えて表面の手入れをするネイルケアやマニキュアを塗るカラーリング、装飾やデザインをするネイルアートなどがあります。
国家資格は必要ありませんが、ほとんどのネイリストがネイリスト技能検定という資格を取得しています。一番初歩的なネイリスト技能検定3級の場合、3か月ごとに資格取得のチャンスがあり、合格率も85%と高いためすぐに資格の取得は可能です。
平均年収は250万円ですが、ネイリスト技能検定で2級や1級を取得したり、ジェルネイル検定に長選することで更にステップアップすることもできます。検定1級以上の有資格者・経験者のベテランネイリストは、月30万円前後の給与も見込めます。
2)美容師
美容院で髪の毛のカット・カラー・シャンプー・ブロー・パーマ・ヘッドスパなどの施術をするのが美容師のお仕事です。
美容師はお店にもよりますが、平均年収250万円ほどと言われており、一般的に見て低給料なのが特徴です。アシスタント・スタイリスト・トップスタイリストなど階級があるので、昇格すればその分お給料は上がります。しかしそれなりの年数がかかるため、我慢が必要となってしまいます。
経営者にまでなれれば年収1000万円を超える場合も多いと言われています。
美容師として働くには美容師免許の取得が必要不可欠です。
美容師免許を取得するためには美容学校を卒業し、国家試験に合格する必要があります。美容学校には、昼間課程・夜間課程・通信課程があるので、働きながら美容学校に通うことも可能です。
専門学校の学費の相場は、昼課程で約210万円、夜間課程で約140万円、通信課程で約70万円ほど。ピンキリですが、ご自身に合ったスタイルを選択すると良いでしょう。
3)メイクアップアーティスト
メイクアップアーティストは、さまざまな場所で活躍するモデルやタレント、一般人に対してヘアメイクを行うお仕事です。職場としては、雑誌・テレビ・映画などのメディア、ファッションショーやイベント、ブライダルやサロンなどが主になります。
未経験からスタートする場合は、まず美容系専門学校に入学して卒業と同時に就職するのが一般的ですが、学べる学校の種類もさまざまあります。
メイクアップアーティストになるための方法は決まっていません。
未経験からスタートする場合の一般的なルートとしては、まず美容系専門学校に入学し、卒業後にメイクアッププロダクションやブライダルサロン、化粧品メーカーなどに就職する道が挙げられます。
メイクアップアーティストになるために特別な資格は必要とされません。
民間資格は、JMAメイクアップ技術検定試験、IBF国際メイクアップアーティスト認定試験などがあり、自分のスキルを確かめたり就職の際に生かしたりするためにチャレンジする人も少なくありません。
それぞれの資格を取得するには、IBF/国際美容連盟)の認定スクール「ニューヨークメイクアップアカデミー」(NYMA)の通学制講座は7カ月となっており、同じ内容の通信講座では1年間となっています。
また、就職先によっては美容師免許を持っていることを採用の条件とすることもあり、ヘアスタイリングを行うという点で、美容師の資格を持っていることはメイクアップアーティストにとって有利になるでしょう。
平均年収は約379万円で、月給で換算すると約32万円程度が相場のようです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、手に職をつけたい女性にオススメの美容系職業をご紹介しました。
今後の夜卒や転職・就職活動にぜひ参考にしてみてくださいね。