企業が他社の選考状況を聞く理由

選考の予定を立てたいため

他社の選考が進んでいる場合、早めに選考結果を提示し人材をいち早く先に採用したいと思っています。また、応募者の状況を考慮して日取りを決めるために確認している場合もあります。細かく説明する必要はありませんが、質問があったときに応えられるよう、自分の選考状況を整理しておくとよいでしょう。

もし最終選考に残っている場合は他社からも評価されている人材として評価が高くなります。
逆に落ちてしまった企業は、マイナスの評価を受けてしまう場合があるので質問がない限り言わないようにしましょう。

自社への志望度の高さを確認したい

基本的には、面接に来ている企業への志望が高いという回答にしましょう。
たとえ面接に来ている企業が第一志望ではなかったとしても、「第一志望」、または複数ある場合は「〇〇社や■■社などの企業が第一志望群（同じ業界の2,3社）です」と答えても大丈夫です。

一貫性を持った企業選びをしているか確認したい

選考を受けている企業の業界や業種がバラバラで、あまりにもたくさんの企業を受けていたりすると、手当たり次第に応募しているようにみられ悪い印象を与えます。
もし別の業界や業種を受けていた場合は、面接官が納得できる理由を添えて回答するか、同じ業界・業種のものだけをピックアップして答えるとよいでしょう。