仕事を休みたい・・・欠勤連絡のマナー。メールやLINEはOK?

職場のPCデスクに本日お休みですのメモ立て

キャバクラやクラブなどナイトワーク業界でも、急な体調不良などでお仕事をお休みすることもありますよね。

その際、店長やマネージャーにお休みの連絡をするはず。その連絡方法はお店によってそれぞれですが、電話ではなくメールやLINEなどで連絡をしても特に何も言われなかったという方も多いですよね。店長にLINEすればOKだったという方も少なくないでしょう。

しかし、昼職ではどうでしょうか?
実は昼職は夜職よりも勤怠管理が厳しく、システム化されているため欠勤などお休みをする場合はそれなりのマナーがあるのです。

今回は、昼職で仕事を休むときの連絡方法やマナーについてご紹介いたします。

欠勤連絡は電話が基本

熱があるため会社にスマホで欠勤の電話連絡をする女性

夜職や昼職に関係なく、仕事を休む際の連絡は社会人として最低限のマナーです。
しかし、
「どうやって連絡すればいいの?」
「上司に直接電話をするべきなのか・・・」
と悩む方もいますよね。

昼職での報告や連絡は、社内SNSやメールよりも電話が普通という会社がまだまだあります。その場合、メールやLINEでの欠勤連絡はあまり良くない印象を与えてしまうこともあります。

電話ができないほど体調が悪い場合や、声が出ないため話すことができない等といった状況ではない限り、基本的には電話で上司に欠勤の連絡を行いましょう。

この際、一方的に「休みます」とアピールするのではなく、あくまでも「体調不良のためお休みをいただけないでしょうか?」とお伺いを立てる姿勢で伝えることがポイントです。

欠勤連絡時の5つのマナー

Point、ポイント、電球マーク

1)始業前に連絡する

休みの連絡は始業時間前に行いましょう。

上司の連絡先を知っていれば直接連絡してもOKですが、あまり早すぎると逆に迷惑になってしまう可能性もあります。上司が起きていなかったり、電車に乗っているであろう時間は避けるべきです。

そのため、始業の10~20分前が欠勤連絡をするベストなタイミングと言えるでしょう。

2)人づてではなく上司に直接連絡する

休みの連絡を誰に言えばいいのか、上司には連絡しにくい・・・と迷う方もいますよね。
欠勤は『上司に直接連絡』が基本です。

商談の予定がある、今日中に終えなければならない業務があるなど、あなたがその日やらなければならない仕事がある場合、その対応をどうするか連絡する必要があります。

商談の予定がある場合、代理を立てるのか先方に予定変更を交渉するのか決めなくてはいけません。予定変更なら先方にリスケ(リスケジュール)の連絡も必要となります。

また、今日中に終えなければない作業がある場合、引き継ぎをするのか、引き継ぐのであれば誰が担当するのかを相談しなければなりません。

このような仕事の連絡を人づてに行うと、正確に伝わらない可能性があります。その結果ミスにつながり、欠勤によって悪い影響が出てしまう恐れがあるのです。

3)可能な限り自分で連絡を入れる

会社を休む旨は、可能な限り自分で伝えましょう。
「電話で直接連絡するのが億劫・・・」と感じる人もいるかもしれませんが、体調不良の場合は電話の方が体調の悪さが伝わることもあります。

また自ら電話で連絡を入れた方が、自分が担当する業務の確認ができます。ピンチヒッターを立てる際も、あなたが直接頼むことで後々のトラブルを防ぐことができるでしょう。

緊急入院など止むを得ない場合以外は、なるべく自分自身で連絡を入れましょう。

4)休み明けはお礼を伝える

突然の休みで仕事を代わりに行なってもらった人がいれば、休み明けにお礼の気持ちを伝えるのを忘れずに。特にお礼の品を用意する必要はありません。言葉で感謝の気持ちを伝えるだけで良いのです。

5)無断欠勤はNG!

両腕を使って胸元でバツ印を作る女性

電話は苦手だからと連絡を渋ってしまいタイミングを逃した・・・もういっか!と連絡もせずに休むと無断欠勤になります。

無断欠勤すると、「事故や事件に巻き込まれたのか?」「急病で連絡を入れられないほどの病状なのか?倒れているのかも?」と会社側は心配するでしょう。

また当日あなたが担当する業務があれば、あなたの出社を待った方が良いのか代理を立てるべきなのか、その判断もつかず迷惑をかけることになります。

一度無断欠勤をしてしまうと、次に出社するのが心苦しくなってしまいます。しかも一気にあなたの信用は下がり、会社での肩身は狭くなるでしょう。

とはいえ、出勤中の事故や緊急入院など、止むを得ず無断欠勤となってしまう事態も考えられます。

その場合は、連絡を入れられるタイミングで自分から電話をして事情を正直に説明するか、家族に電話をしてもらうことも検討しできるだけ早く連絡を入れましょう。

まとめ

仕事を休む連絡は「上司に直接電話で伝える」のが基本です。連絡が遅れて無断欠勤扱いになれば、業務に支障が出るだけでなく、あなたの信用も下がってしまいます。

今回紹介したマナーを参考に、可能な限り始業時間前に連絡を入れるようにしましょう。

どうしても電話が苦手・・・という方は、電話連絡時の例文について別途コラム『体調不良で会社を休む場合の電話連絡について。例文で詳しくご紹介』で解説しています。是非こちらも参考にしてみてくださいね。

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