キャバクラも接客業だし、夜卒して昼職に転職するのも接客業にしようかな?と考えている方もいると思います。でも夜職と昼職は違うし、本当に大丈夫かな?続けられるかな?と不安に感じている人も多いでしょう。
接客業のお仕事内容や種類については、別途コラム『接客業に就くには?種類や仕事内容について詳しく解説』にてご紹介しました。
今回は、接客業に必要なスキルや向いている人についてご紹介いたします。昼職の接客業へ転職をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
接客業に求められる5つのスキル
昼職の接客業で求められるスキルは、大きく分けて下記の5つがあります。
- コミュニケーション能力
- 観察力
- 質問力
- 傾聴力
- 提案力
それぞれどういった内容か見ていきましょう。
①コミュニケーション能力
接客業のお仕事は、お客様におもてなしをすること。そのうえで、最も求められるのがコミュニケーション能力です。
「人と話すことが苦手」「できれば一人で黙々と作業していたい」という人は、残念ながらあまり接客業に向いているとは言えません。どちらかというと人と話したり、接したりするのが好きという人に適している職業と言えるでしょう。
接客業に就くなら、笑顔やあいさつなど最低限のコミュニケーション能力は身につけておく必要があります。
②観察力
お客様がどのような商品・サービスを探しているのか、様子をうかがい察知しなくてはいけません。また、他のショップやサービスの店員さんの良いところを観察して、真似したり取り入れることも大切です。
ただマニュアル通りにこなすのではなく、色々な人の接客スタイルを見て、お客様に合った臨機応変な対応が求められます。
③質問力
接客業はお客様の要望に応えることも仕事のひとつです。そのため、まずお客様が何を求めているのか、積極的にニーズを把握していかなくてはなりません。
例えばアパレル店員の場合、店内で商品を探しているお客様がいたら「春物をお探しですか?」などと状況を素早く察知して、お客様に質問する能力が必要になります。
④傾聴力
傾聴力とは、人の話をじっくり丁寧に聞く能力のことです。
例えば美容師やマッサージ店のスタッフなど、お客様と長い時間お話をする接客業もあります。その場合、お客様に楽しんでもらうための傾聴力も重要です。
傾聴するうえで大切なのが「相槌を打つ」、「共感する」、「相手の言葉を繰り返す」ことです。相手が「自分を受け止めてもらえた」と感じられれば、より深い信頼関係を結ぶことができるでしょう。
⑤提案力
お客様のニーズを把握すると同時に、お客様が求めているものを提供できるという能力も接客業において必要なスキルのひとつです。
先ほど例に挙げたアパレル店員の場合も、「春物を探している」という情報をゲットしたら、「ではこのカーディガンはいかがでしょう?」などと喜ばれそうな商品を積極的に提案すると、お客様もより関心を抱いてくれるでしょう。
「店員さんがおすすめしてくれたから」という点が購入動機になるお客様も多いのです。
どんなタイプが接客業に向いている?
ナイトワークでも同じですが、やはり接客業は向き不向きが大きい職業でもあります。では、どのようなタイプの人が接客業に向いていて、どのような人が向いていないのでしょうか?
■接客業に向いている人の特徴
- 人と接することが好き
- 気配りができる
- 臨機応変な対応ができる
- 体力がある
- 普段からよく相談を受けやすい
■接客業に向いていない人の特徴
- 自分の話ばかりしてしまう
- 感情がすぐ顔に出てしまう
- 自己中心的
- メンタルが弱い
- 接客業にやりがいを感じない
接客業は求人数も多く、未経験者でも活躍しやすいお仕事である一方、向き不向きも大きくなります。特に接客業自体に関心が持てないと、長く続けることはやはり難しいでしょう。
さいごに
いかがでしたか?
今回は、接客業に必要なスキルや向いている人・向いていない人の特徴についてご紹介しました。
残念ながら接客業に向いていない人の特徴に多く当てはまってしまった!という方は、他の業種も検討してみても良いかもしれません。
でも、他の仕事って何が良いのか分からない・・・という場合は、リスタートジョブのスタッフまでお気軽にご相談ください。無料の適正診断もご用意していますので、そちらもぜひ活用してみてくださいね。