性格は人それぞれ。例えば受け身なタイプの人は、相手によって良い評価もあればあまり良くない評価もありますよね。では、企業側はどのような評価をしているのでしょうか?
怖いけどちょっと気になりませんか?
そこで今回は、受け身な人に対する企業側の良い評価と悪い評価についてご紹介いたします。自分自身で受け身なタイプだなと思う方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ちなみに、受け身な方の特徴と向いている職種については、別途コラム『【適職診断】受け身の人の特徴と向いてる仕事とは?』にて解説しているので、そちらも参考にしてください。
受け身な人に対する企業側の良い評価
受け身な人について、職場の人たちはどのような意見を持っているのでしょうか?まずはポジティブな評価をいくつか見てみましょう。
①指示通りに動く忠実な存在
指示した事は文句も言わずに最後まできちんとやり遂げる人材。
どんなことでも自分の指示通りに動いてくれるので重宝がられています。何でもかんでも頼まれると雑用に使われているように思う事もありますが、オールマイティに仕事が出来る人と思われているから何でも頼んでくるのだと受け止めましょう。
でも、責任を持ってやり遂げる責任感もあるので、出来ない事を断る勇気も必要です。全体のことを考えたら自分で失敗しないために出来ない事は断りましょう。
②マニュアル通りに業務を遂行できる存在
マニュアル通りに行う仕事が得意なため、仕事をする姿勢が真面目で淡々とこなし失敗も少ないので優秀な人材と言えます。
マニュアルのある仕事は積極性や創造性は求められません。受け身な人の長所を活かしてルールを守り、正確に最後までマニュアル通り出来るので立派な戦力です。
ただし、真面目な姿勢はそのままに、自分の自信の持てるところでもう少し主張出来るようにすると、自分でなければならない場所を確立できるでしょう。
③受けた仕事は最後まできっちりやる存在
与えた仕事を最後まできちんとやり遂げてくれるので、安心して仕事を任せることが出来ます。途中で投げ出さない根気強さも頼りになる人材。
仕事に対する真面目な姿勢は信頼に値します。責任感があると認められていることを忘れずに、仕事に向き合いましょう。
自分が責任を負わされることが苦手な受け身な人ですが、この評価を活かし、受けた仕事に対しては最後まで自分の責任をもって取り組むと良いでしょう。
受け身な人に対する企業側の悪い評価
あまり知りたくないかもしれませんが、ネガティブな評価も知っておくと良い方向になるように改善したりと役に立ちます。勇気を出して見てみましょう。
①自分の仕事以外に無関心な存在
指示した仕事はきちんとやってくれるが、それ以外の仕事を進んでやろうとはしない。自主性に欠けるのでリーダー的な事は任せられないかも。
自分では「指示されていないのでやらないだけだ」と思っていても、周囲からは指示を受けたことしか出来ないのだと思われている可能性があります。
もともと協調性があるので、自分の仕事が終わったら周囲の人にも注意を向けサポートしてあげると良いでしょう。
②成長意欲が低く昇格させにくい存在
創造性や自主性がないので積極性がなく、仕事や昇進への興味や意欲を感じにくい。はっきりしないので決断力に欠けていてリーダー的任務には向かないのでは。
自分のペースで真面目に淡々と仕事をしているだけでも、昇進に興味が無く仕事にもやる気が無いように思われています。
現在の仕事が出来るようになったら、次のステップにチャレンジしてみましょう。一生同じ事ばかり繰り返しているわけにもいきません。出来そうな事からで良いので一歩踏み出してみましょう。
③優柔不断で決意力が低い存在
協調性があるので周りの意見に流されやすい受け身な人は、その時々で意見を変えてばかりいるので優柔不断で自分の意思がないのだと誤解されます。
自分の意見をはっきり言わないので存在感が薄いようです。
自分の中でこれだけは譲れないというこだわりを持ちましょう。自分の得意な事なら、それに関しては自信をもって意見を言えたり積極性が生まれます。趣味を充実させるのも改善への近道です。
さいごに
いかがでしたか?
今回は、受け身な人に対する企業側の良い評価と悪い評価についてご紹介しました。
「そんなふうに思われているんだ・・・」と人からどのように見られているかを気にするよりも、客観的に自分自身を分析して長所を活かす事の出来る仕事や役割を見つけましょう。
受け身な性格はネガティブな事ばかりでは無いことも理解し経験してきたことも活かして、自分の出来る事に自信を持つことが必要です。そうすることで短所も改善していくことができ、向いてる仕事の幅も広がっていきますよ。