キャバクラでよくある退店トラブルと円満に退店する方法

白いドレスを着た女性の横顔

コロナ禍に入ってから、なにやら世間では結婚ラッシュの模様。筆者の周りでも友人や知人が続々と結婚しています。自粛やおうち時間が増えて恋人となかなか会えない・・・だったらいっそ家族になろう!と考える人も少なくないようです。

今この記事を読んでいるあなたも、結婚を考えている一人かもしれませんね?
キャバ嬢がナイトワークを辞める理由はさまざまですが、結婚や妊娠など人生の転機がきっかけという人も多いです。でも夜卒をしたいのにお店が辞めさせてくれない!など退店トラブルの話もよく耳にします。

今回は、よくある夜職の退店トラブルと円満に退店する方法についてご紹介いたします。
これから夜卒をしようとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

キャバクラでよくある退店トラブル

泣く女性、悩む、落ち込む

1)辞めさせてくれない

お店によってはなかなか辞めさせてくれないケースもあります。しつこく反対されたり、話し合いと称して辞めることを流されたりなどさまざま。

  • キャストが足りない
  • 他店に戦力を取られたくない
  • 売れっ子で稼ぎ頭だから

こうした理由から手放したくないと考えるキャバクラ店もあるようです。とはいえ、こっちからしたら知ったこっちゃないですよね・・・。中には「時給や待遇を上げるから」など譲歩してくるケースもありますが、夜卒したいなら惑わされず辞める場合はきっぱり辞めましょう。

2)待遇や時給を下げられる

辞めることを伝えた途端、待遇の悪化や時給を下げられた!なんてこともあります。店長に直接抗議しても良いですが、仲の良いキャストや従業員に相談するのもひとつの手です。ワンクッション挟むことで、お店側の態度も緩和することもあります。

3)給料の未払いがある

退店後の話になりますが、最終勤務分の給料が未払いなんてことも。もちろん飛んでいないことが大前提です。飛んだ場合はこちらに非があるので、抗議しようにも難しいでしょう。飛ぶことが常習化している人は、最後の月のお給料を捨て給として無かったものと考える人が多いです。

お給料を払ってもらえない場合

給料カット、カットされた給料袋

もしお店側の反感を買ってキャバクラを退店した場合、トラブルとなる可能性が高いのがお給料問題です。飛びではないのに最終月のお給料を払ってもらえなかった・・・というケースがあります。その場合、お店はキャバ嬢をナメている場合が多いので、自分で言っても話を流されて相手にしてもらえません。

このような場合、使うべきは「内容証明」です。つまり、自分がそこで働いていたことを証明できる書類を作って送ること。そうすれば、そこで働いていたこととお給料が支払われていないことが他人から見ても分かるようになるので、「労働基準監督署」に行けば行政に対処してもらえます。正式にお店を辞めて、働いた分の給料はきっちり払ってもらいましょう。

飛んでキャバクラを辞めてしまったら・・・

キャバ嬢とはいえお店で働いているからには、いち社会人・労働者です。辞めるなら辞めると伝える必要があるのです。

もし飛んでキャバクラを辞めた場合、まず連絡が入ります。緊急連絡先をお店に伝えていれば、自分のスマホだけではなく実家に電話をされて家族にキャバクラで働いていたことがバレる可能性があります。

キャバ嬢ひとりに飛ばれたからと言って自宅まで迎えに来るようなところは滅多にありませんが、可能性はゼロではありません。また、これまで働いて給料をもらってたお店を飛ぶのは不誠実。最終勤務のお給料カットや未払いなどの対応をされても文句は言えません。

キャバ嬢が円満に退店するには

OKサインを出す女性

よほどのブラック店で「辞める」と言っただけで脅迫や軟禁されるようなお店は、飛ぶこともひとつの手段です。しかしそうではないなら飛ぶことはデメリットでしかないので、円満に辞めることをおすすめします。

1)最低でも1か月前に辞める意思を伝える

キャストが1人減ることになるので、その分求人の準備をしたりとお店側にも準備があります。そのため、最低1か月前には辞めることをお店側に伝えましょう。
「〇月で辞めます」と事前に伝えておけば、理由を聞いてくることはあっても了承してくれる場合がほとんど。もし辞める時期が明確に分かれば、1か月以上前に伝えるのもOKです。

2)退店の理由を誠意を持って伝える

退店の理由は誠意をもって伝えることが大切です。
たとえば「昼職への就職が決まった」「大学を卒業するから」など、正当な理由の場合は正直に伝えてください。

ただ、お店の雰囲気が合わなかったとか、ちょっとお店の人に言いにくい事情もあるかもしれません。その場合は無理にお店の悪いところを正直に話す必要はありませんが、「だったら仕方ないね」と思えるような退店理由を用意しておくのがおすすめです。

3)退店日まできちんと仕事をこなす

どうせ辞めるのだからと適当に仕事をこなしていると、お店に迷惑を掛けることになります。また、これまで通ってくれたお客様にも嫌な気分にさせてしまいます。お店に対する最後の感謝の気持ちということで、退店までしっかり接客しましょう。

まとめ

スマホを片手にガッツポーズする女性

いかがでしたか?
いざ辞めるとなると引き止められたり怒られそう・・・と思って飛びを考える方もいますが、退店トラブルの元となるのでやめましょう。

それでも何がきっかけでトラブルになるか分かりません。心配な方は、別途「キャバ嬢が昼職へ転職するために退店前にしておくべきこと」のコラムも参考にしてみてくださいね。

辞め方に迷ったりトラブルになってしまったら、リスタートジョブのスタッフにご相談ください。上手な辞め方やお給料の回収についてなどアドバイスいたします。

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